若い女性の間で流行し始めたインスタグラム。今では企業が集客や広報として利用しているケースもあります。この記事は「会社にインスタグラムを導入するか迷っている。」という方へ向けて、企業がインスタグラムを使うメリットとデメリットを紹介します。
併せて、インスタグラムをする際の注意点も説明します。この記事を読んで、失敗せずに企業のインスタグラムを運用しましょう。
インスタグラムとは
インスタグラムとは、写真や動画を投稿できるSNSです。インスタグラムのユーザーは世界で約10億人、国内でも3300万人です。気に入った投稿をしているユーザーをフォローすることができ、フォロワーを増やすほどアクセスを集めやすくなります。写真や動画を気軽に不特定多数の人へ共有できる便利なSNSです。
企業がインスタグラムを使うメリット
ここでは、企業がインスタグラムを運用するメリットを紹介します。
1.サービスや商品の認知が出来る
企業がインスタグラムを利用するとサービスや商品の認知ができます。サービスや商品の情報を発信するだけで、不特定多数を対象に見てもらえるからです。
例えば、新商品の化粧品をインスタグラムで投稿します。目が止まる投稿をしていると、インスタグラムのユーザーは商品をチェックします。このようにサービスや商品を広められるのです。
2.画像や動画を用いて視覚的にPRが出来る
インスタグラムは画像や動画を用いて視覚的にPRが出来ます。インスタグラムでは、画像や動画をメインにした投稿を行うからです。
商品を実際に使用してみた動画は、文章だけでは伝えられない商品の魅力が伝えられます。インスタグラムを活用して、視覚的に商品のメリットを紹介しましょう。
3.企業の広報活動やブランディングが出来る
インスタグラムで企業の広報活動やブランディングが出来ます。ある企業では、インスタグラムでミニドラマを作成し、広報活動を行なっています。
アイデア次第でたくさんの方に企業を知ってもらえます。インスタグラムで広報活動をしている企業はまだまだ少ないため、ブランディングにも繋がります。
4.ハッシュタグ検索を活かして商品に興味がある層へ効率的に宣伝ができる
インスタグラムにはハッシュタグ検索があります。ハッシュタグ検索とは、ユーザーが知りたい情報を検索する時に使う機能です。例えば、新しい洗顔を探しているユーザーが「洗顔」というキーワードでハッシュタグ検索をします。
ユーザーは、洗顔を販売している企業の投稿に目が止まります。このように、インスタグラムを活用すると、商品に興味のある層へ効率的に宣伝ができるのです。
5.商品やブランドのファンを獲得することが出来る
インスタグラムの投稿を特定の商品やブランドに絞ることで、投稿に共感するファンを増やせます。例えば、「パステルカラーを使用し、女性が好ましい投稿を作成する。」「1つのブランドのみを紹介する」などです。投稿に統一感を持たせることで、ファンがつきやすくなります。
6.購買意欲の高いユーザーに宣伝ができる
インスタグラムを利用すると購買意欲の高いユーザーに宣伝が出来ます。なぜなら、ユーザーはサービスを購入するためにインスタグラムを利用しているからです。インスタグラムで商品の購入を決定したユーザーも多数います。そのため、インスタグラムを利用すると購買意欲の高いユーザーを味方につけられます。
7.インスタグラムは新たな検索口となっている
検索と言えば、GoogleやSafariが有名です。しかし、インスタグラムが新たな検索口となっています。インスタグラムはGoogleよりも情報の更新が早いことが多いからです。
お店の定休日や営業時間のお知らせをインスタグラムで素早く知ることができます。インスタグラムはユーザーが知りたい情報を早く得られるため、新たな検索口として普及しています。
8.宣伝から購入までの流れがシームレス
インスタグラムの宣伝を見たユーザーはすぐに購入を決めます。動画や画像はユーザーが知りたい情報を多く載せています。そのため、購入までの不安を解決し、すぐに購入へ進めるのです。
9.ユーザーとの交流が簡単
インスタグラムはユーザーとの交流が簡単です。フォローをしていないユーザーともDM(ダイレクトメッセージ)を送り合えます。投稿へのコメントも返信しやすいため、ユーザーとの距離が近いSNSです。
10.ライバルがまだ少ない
インスタグラムを利用している企業は少ないです。なぜなら、広告方法を決定する偉い役職の方にはインスタグラムは馴染みが薄く、苦手意識があるからです。
インスタグラムで、自分の会社のライバルリサーチをしてみましょう。似た企業の投稿は少ないはずです。もしも、先駆者を見つけても、良い部分を参考にしてより良いコンテンツを作成すれば良いのです。ライバルが少ないうちに、たくさんのフォロワーを味方につけておきましょう。
11.UGCが活用できる
UGCとはユーザー生成コンテンツのことです。UGCはマーケティングにおいて重要になってきています。UGCは具体的には、商品に関する投稿や感想、レビューなどです。UGCを活用すると、ユーザーに共感を得やすい投稿を出来ます。
企業がインスタグラムを使うデメリット
続いては、企業がインスタグラムを使うデメリットを紹介します。
1.写真撮影や文章作成、投稿の実施など手間と時間がかかる
インスタグラムの運用には、手間がかかります。運用には、写真撮影や文章作成、投稿の実施などの作業があります。慣れない作業のため、初めは時間がかかります。
また、フォロワー数が伸び悩むなどの課題を出てくるでしょう。困ったときは、外注がおすすめです。インスタグラムの運用代行を仕事としているプロがいるので、慣れている人にお任せするのがオススメです。
2.コメントやDM対応が発生する
投稿をするとユーザーから質問や新しい仕事の依頼がきます。会社のイメージダウンに繋がらないように、丁寧な対応をしましょう。
コメントやDM対応が発生しないように、お問合せフォームを別に設置するのも良いでしょう。よくある質問をまとめておくと、対応を減らせます。
3.やり方を間違えると炎上リスクがある
誤った情報を流してしまうと炎上する可能性があります。ユーザーに不満を感じさせないように意識した投稿をしましょう。1度不備のある投稿してしまうと、投稿を削除しても責められ続けます。投稿確認は2人体制で行うなど工夫しましょう。
企業がインスタグラムを運用する上で注意するポイント
続いて、インスタグラムを運用する上で注意するポイントを解説します。
1.アカウントのコンセプトを事前にしっかりと決める
アカウントのコンセプトが決まっていないと、フォロワーがつきにくくなります。ユーザーは自分の欲しい情報のみが載っている投稿を欲しています。途中で路線変更しないように、初めにコンセプトを決めておきましょう。
2.投稿の方向性を整える
何についての投稿をするのか定めておきましょう。自社の商品を紹介するだけではなく、細かい部分まで決めておくと投稿に統一性が出ます。画像をメインにするのか、動画をメインにするのかターゲットは誰なのかなどが挙げられます。
3.インスタユーザーがアカウントをフォローしたくなる要素があるかを確認
ユーザーはメリットを感じるアカウントをフォローします。セール情報などユーザーが喜ぶ投稿を考えましょう。
4.競合他社アカウントを分析
競合他社のアカウントを分析しましょう。「いいね」がたくさんついている投稿を研究し、コメントもチェックするとユーザーが欲しい情報を学べますよ。
5.KPIを設定
KPIとは「目標を達成するための日々の具体的な行動指標」です。インスタグラムの運用は長期戦です。半年後にフォロワーを1万人獲得するために、毎日1投稿をするなど行動目標を決めると良いでしょう。
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