インスタグラムでバズるか否かは、表紙によって大きく左右されます。すなわちインスタグラムの投稿を多くの人に見てもらう・拡散してもらうためには、魅力的な表紙づくりが欠かせません。
本記事ではインスタグラムでバズる表紙の作り方について解説します。
インスタグラムの表紙とは
インスタグラムの表紙とは、インスタグラムの投稿で最初に表示される画像です。
インスタグラムはひとつの投稿に、最大10枚までの画像・動画を設定てきます。画像は1枚ずつ表示され、横にスライドすることで次の画像を表示できる仕組みです。
1枚目の画像は投稿で最初に目につくため、表紙と表現されるケースが多くみられます。なかでもひとつの投稿でメッセージを伝える・文字がメインの投稿の場合に、本の表紙になぞらえて「インスタグラムの表紙」と呼ぶことが多いです。
インスタグラムの表紙には文字入れタイトルが重要
仲間内で見せ合う投稿や画像・写真がメインの投稿であれば、表紙を特別気にする必要はありません。しかしSNSマーケティングの一環としてインスタグラムを使用するケースや、メッセージを伝えたい投稿などの場合、表紙づくりの重要性が高くなります。
インスタグラムの表紙は、文字入れタイトルが重要です。投稿で扱うテーマやメッセージなどを、表紙1枚を見ただけで把握できるようなデザインにする必要があります。
おしゃれな画像や写真を用いて、パッと目を引くデザインを作るのも、インスタグラムで注目を集める手法のひとつです。しかしメッセージ性の強い投稿の場合、何を伝えたいのかわからない表紙では、見てもらえる可能性が低くなってしまいます。
本を選ぶときに表紙を見て決める人も多いかもしれません。しかしいわゆる「表紙買い」をする場合も、表紙のデザインだけではなく、タイトルやキャッチコピーなどを重視するケースがほとんどです。目を引くデザインに仕上げても、興味を引く文字でなければ、結局の所選んでもらえない恐れが大きくなります。
インスタグラムの表紙は、デザインやキャッチコピーといった文字入れが重要です。
タイトルを考える上で大切なポイント
インスタグラムのタイトルを考える上で大切なポイントを3つ紹介します。
1.数値を入れてわかりやすくする
興味を引くタイトルを作る上で、タイトルに数値を入れる方法は効果的な手段です。投稿の内容が伝わりやすいだけでなく、数字を使うことでインパクトも与えられます。
具体的な例を紹介します。
- ○○で押さえたい3つのポイント
- ○○ランキング5
- ○○でやっちゃいけない5つのこととは?
- ○○ベスト5発表!
- ○○の効果的な方法7選
なお心理学上、3・5・7といった数字はインパクトを与えやすい・興味を引きやすい効果が期待できます。数を決める際の参考にしてはいかがでしょうか。
2.自分ごと化で興味を引く
単に投稿のテーマを説明するだけで工夫のない表紙では、興味を引けず見てもらえません。興味を引くテクニックのひとつとして、自分ごと化させる表現の活用が挙げられます。
自分ごと化させるタイトルやキャッチコピーであれば、目にしたユーザーが「自分に関係あるかも!」と認識する可能性が高くなります。具体的な例は以下のとおりです。
- ○○な人必見!××のコツ
- ××を使って〇〇の悩みを解決!?
- ○○な私が××するために意識したポイント
○○の部分に人物像を入れることで、当てはまる人が自分に関係することだと意識し、投稿を見てくれると期待できます。
3.部分的に強調する
大切な部分を強調することで、内容が伝わりやすい・見やすい表紙にできるためおすすめです。強調をする方法として、以下の例が挙げられます。
- 強調したい部分だけ文字の色を変える
- 文字の大きさや太さに差をつける
- 下線・波線などをつける
- 部分的に装飾する
なお、強調は特に大切な部分に用いる必要があります。多用しすぎるとどこが大切な部分かわからず、かえって見辛い表紙になってしまうため注意しましょう。
おすすめの表紙デザイン
表紙デザインを作る上でおすすめの手法・コツを3つ紹介します。
1.部分的に文字の太さやフォントを変える
「タイトルを考える上で大切なポイント」でも少し触れましたが、部分的に文字の太さやフォントを変える方法が効果的です。大切なポイントがわかりやすくなる上、メリハリのあるデザインに仕上げられます。
2.あえて余白を作る
スペースいっぱいに文字を入れると見辛いデザインになってしまい、かえって何も伝わらない・見てもらえない恐れが大きいです。あえて余白を作ることで、文字が見やすくスッキリとしたデザインになります。
3.デザインに一貫性を持たせる
デザインに一貫性を持たせることも大切です。
たとえば重要なメッセージ部分2か所に装飾するとして、一箇所は下線・もう一箇所は文字色を変えるといった異なる装飾をすると、どちらか大切か一目で判断しにくくなります。装飾について決まりを設け一貫性を持たせることで、視覚的でわかりやすいデザインになるでしょう。
また表紙に使う色を増やしすぎないことも大切です。使う色数を絞ることで、統一感のあるデザインに仕上げやすくなります。あくまで目安ですが、表紙に使う色は多くて3色がおすすめです。
インスタグラム表紙の作り方と手順
インスタグラムの表紙はアプリを使って作るのが便利です。今回はCanvaというアプリ(PC版)を使ってインスタグラム表紙を作る方法を紹介します。
1.Canvaでインスタグラム投稿の画面を開く
Canvaにはインスタグラム投稿を作るためのテンプレートが用意されているため、そちらを使うのが便利です。Canvaを拓いて「デザインを作成」を選択、「Instagramの投稿」を選択すれば、インスタグラム表紙に適したサイズ・テンプレートの画像作成画面が表示されます。
2.画像や文字を入れる
画像と文字どちらを先に入れるか特に決まりはありません。作りたいデザインや進めやすい方法に合わせましょう。一例ですが、サイズが大きめ・インパクトのある画像を使う場合は先に画像を、そうでない場合は先に文字を入れるのがおすすめです。
画像を入れる際は、サイドバーのメニュー「画像」を選択します。Canvaの素材だけでなく、自身のPCからアップロードした画像を使うことも可能です。
文字はサイドバーのメニュー「テキスト」から入力できます。「見出し」「小見出し」「本文」の3種類があります。文字列をタップすることで、文字装飾やフォントの変更などが可能です。
3.画像をダウンロードする
表紙デザインが完成したらダウンロードします。画面右上の共有マークをクリックして表示されるメニューから「ダウンロード」を選択すると自身のPCに画像がダウンロードされます。
なおCanvaでは自動で画像が保存されるため、保存するために必要な作業はありません。
おすすめのアプリ
インスタグラムの表紙を作る上でおすすめのアプリはCanvaです。画像作成や編集ができるアプリが多数存在する中、なぜCanvaがおすすめであるのか、理由を3つ紹介します。
1.インスタグラムと連携ができる
Canvaはインスタグラムとの連携が可能です。インスタグラムアカウントをビジネスアカウントに切り替える必要がありますが、切り替えは容易・無料のため、大きな手間にはなりません。Canvaとインスタグラムを連携することで、表紙を作ったあとの投稿がより手軽になります。
2.初心者でも使いやすい
初心者でも使いやすくクオリティの高い画像が編集できる点も、Canvaをおすすめする理由です。テンプレートや素材が豊富なため、デザイン作成の経験がなくても、高クオリティな表紙を簡単に作成できます。操作方法が直感的でわかりやすい点も魅力です。
3.無料で利用できる
Canvaは基本無料で使えるアプリです。有料プランもありますが、無料プランでも豊富な機能・テンプレートを使えるため、インスタグラムの表紙を作る上で問題ありません。
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