【運用担当者必見】地方自治体のインスタグラムハッシュタグキャンペーン事例10選

SNSマーケティングのひとつに、ハッシュタグを活用した「ハッシュタグキャンペーン」があります。Instagramやtwitterなどで、ハッシュタグをつけて投稿を呼びかけ、プレゼントなどを進呈することで、効果的なPRを行うことができます。最近ではさまざまな企業が積極的にハッシュタグキャンペーンを実施しており、常にどこかの企業のキャンペーンが行われている状況です。

SNSで行うハッシュタグキャンペーンの特徴は従来のキャンペーンとは異なり、ランディングページを用意したり、応募フォームを用意したりする必要がないこと。ハッシュタグのほか、メンションなど条件さえ決めてしまえばすぐに行うことができます。
これまでのキャンペーンと比較すると、安価で行うことができるので、その分豪華なプレゼントにしたり、頻度を上げたり、と積極的に活用されています。

ハッシュタグキャンペーンは企業のものだけではありません。自治体のなかには積極的にSNSを活用したPRを行っている場所もあります。
今回はそのなかから、上手にPRを行っている10の自治体をご紹介します。事例や期間、投稿数など定量データも載せていくのでぜひ参考にしてみてください。

事例1:信州花フェスタ2019開催記念 「長野県観光インスタアワード」

信州花フェスタ2019開催記念 「長野県観光インスタアワード」
【信州キャンペーン実行委員会】公式サイトより

大好きな長野県をインスタグラムで発信してもらうことを目的とした「長野県観光インスタアワード」が2019年4月25日から6月16日まで開催されています。4月25日から開催される「信州花フェスタ2019」を記念誌、長野県を魅力をInstagramで発信することを目的としたアワードで、2回目の開催となっています。

応募方法は簡単で、公式アカウント(@nagano_japan)をフォローし、「#信州花フェスタ2019」か「#長野のいいところ」のいずれかのハッシュタグをつけ、画像を投稿。キャプションに撮影場所を記載することで応募完了です。
審査し、最優秀賞・優秀賞・特別賞を選出。最優秀賞(1作品)には「露天風呂付き展望和洋室ペア宿泊券(3万6,000円相当)」が進呈。優秀賞(3作品)は特産品5,000円相当、特別賞(5作品)は特産品2,000円相当となっています。
商品が豪華なためか、2019年5月末現在で「#信州花フェスタ2019」には1万1,369件、「#長野のいいところ」には3万2,948件の投稿があります。

従来のキャンペーンの応募と比較するととても簡単ですよね。この手軽さがうけているポイントだといえるでしょう。
当選した人にはDM(ダイレクトメッセージ)を送り、住所等個人情報を聞く、というスタイルが一般的なようです。これまでのように収集した情報管理に大きなコストを使う必要もなくなります。

事例2:「うどん県。それだけじゃない 香川県」Instagram フォトコンテスト

「うどん県。それだけじゃない 香川県」Instagram フォトコンテスト
【香川のうたプロジェクト】公式サイトより

うどん県として全国的に知られる「香川県」もInstagramキャンペーンに力を入れています。

「うどん県。それだけじゃない香川県」のメッセージを具体的かつ印象的に伝えるため、TOKYO FM・FM香川が連携して行っている「香川のうたプロジェクト」。メッセージ性のある写真を求めているコンペ形式のコンテストで、2019年2月6日から3月20日まで開催されていました。
応募方法は簡単で、「うどん県【香川県】」のアカウント(@udonken_kagawa)をフォローし、「#香川のうたフォトコン」をキャプションに記載し、お題に沿った写真を投稿するだけ。2019年5月末時点では2,369件の投稿があります。

開催期間が短かったこととテーマが難しかったことから、投稿を集めるのに苦労した印象です。しかし、フォロワーは3,200人超いるので、うどん県として発信したい情報をより多くの人に届けることは成功しているといえるでしょう。
キャンペーンを行う際は、KPIとKGIの設定がとても大切です。フォロワーを獲得したいのか、観光客を誘致したいのか、など目標とゴール、過程を定めた上でキャンペーンを実施するとより効果が高まるでしょう。

事例3:大分県 朝シャキーンInstagram プレゼントキャンペーン

大分県 朝シャキーンInstagram プレゼントキャンペーン
【大分県】公式サイトより

朝ご飯は体を目覚めさせることや生活のリズムを整える上で不可欠だと言われています。特に小中学生時代は学力や体力との相関が見られることから、必要不可欠な生活習慣のひとつ。大分県ではそんな朝食を摂る習慣づけを目指したキャンペーンを実施しました。

2019年2月13日から3月24日まで開催された「朝ごはん食べて朝シャキーンキャンペーン」はInstagramを活用したハッシュタグキャンペーンです。公式アカウント(@asashakiiin)をフォローし、朝ごはんを食べた後のシャキーンとした顔の写真に「#朝シャキーン顔」を添えたものか、「#朝シャキーンの素」を付けて朝ごはんの写真を掲載。
投稿された中から抽選で商品が進呈される、という仕組みでした。
2019年5月末時点で「#朝シャキーン顔」には519件、「#朝シャキーンの素」には1,196件の投稿があるなど、大いに盛り上がりました。

自治体のハッシュタグキャンペーンとして観光などではなく、朝ごはんキャンペーンというのは珍しいですよね。抽選でもらえる商品は「大阪テーマパークの旅」やクオカード、朝ごはんに使える食材など多数。
当選人数が多いことから盛り上がったのだと推測できます。
当選するかしないかわからないキャンペーンは一点豪華主義な特典でも良いかと思います。しかし、自治体が実施する場合はなるべく多くの人に当たるくらい商品数を用意した方が投稿が活発になるかもしれません。
また、朝ごはんというテーマは難しくないので、多くの投稿につながったのだと考えられます。

事例4:和歌山県橋本市 Instagramハッシュタグオータムキャンペーン

和歌山県橋本市 Instagramハッシュタグオータムキャンペーン
【和歌山県】公式サイトより

和歌山県橋本市では2018年10月13日から11月22日まで、「秋の橋本市ハッシュタグキャンペーン」を実施。「#kakeru_hashi」「#秋の橋本市」 をつけて投稿することで、橋本市の特産品などの商品が進呈されるキャンペーンでした。

投稿画像は橋本市の秋の写真となっており、進呈された商品も「イオンドクター 柿染ウエスト&足首ウォーマー」(1名)や、郷思い、柿プリンといったもの。
応募がシンプルでわかりやすいことから、2019年5月末現在で「#kakeru_hashi」には2,409件、「#秋の橋本市」には82件の投稿がありました。

キャンペーンの内容から、同市の狙いは秋の観光PRでしょう。一般の方々が撮った橋本市の魅力がInstagram上にあふれることで、「橋本市に行ってみたい!」と思わせる効果を狙ったものだと推測できます。

事例5:山口県秋吉台秋芳洞Instagramフォトキャンペーン

山口県秋吉台秋芳洞Instagramフォトキャンペーン
【美祢市観光協会】公式サイトより

山口県の秋吉台秋芳洞は2017年からInstagramキャンペーンを実施。2017年7月20日から9月18日まで行われました。抽選ではなく、コンテスト形式で行われ、多くの人が応募を行いました。

応募方法はとても簡単で、公式アカウント(@mineshi.kankokyokai)をフォローした上、「#COOL秋芳洞」または「#HOT秋吉台」のいずれかをつけて秋吉台や秋芳洞の写真を投稿するだけ。運営が審査した後、観光まつり賞、COOL秋芳洞賞、HOT秋吉台賞を進呈。それぞれ美祢市特産品が進呈されました。
2019年5月末時点で、「#COOL秋芳洞」には37件、「#HOT秋吉台」には34件のn投稿があります。

こちらはPRが弱かったのだと推測できますね。
アナログのPRはもちろん、Instagramの広告などを使い、効果的にPRを行うことでより多くの投稿を集めることができたでしょう。

事例6:福岡県タイ王国総領事館開設記念事業「カラフルタイランド インスタグラム フォトコンテスト」

福岡県タイ王国総領事館開設記念事業「カラフルタイランド インスタグラム フォトコンテスト」
【福岡県タイ王国総領事館開設記念事業実行委員会】公式サイトより

2018年10月1日に福岡県タイ王国総領事館が開設した記念事業として行われたのが「カラフルタイランド インスタグラム フォトコンテスト」です。2018年11月26日から12月25日まで開催され、コンテストのテーマは「カラフルタイランド」。カラフルなタイの写真にハッシュタグ「#カラフルタイランド」をつけて投稿することで、抽選で1組2名に福岡ーバンコクの往復航空券が当たるというものでした。

応募条件は公式アカウント(@colorful_thailand)をフォローし、ハッシュタグ「#カラフルタイランド」をつけるだけ。実際にタイに行かなくとも、タイ料理、日本で出会ったタイに関するカラフルな写真でもOKとしたことから、2019年5月末現在で606件の投稿がありました。

タイ王国総領事館の認知度向上を狙ったPRですね。

事例7:あきたびじょんInstagramフォトコンテスト

あきたびじょんInstagramフォトコンテスト
【秋田県観光文化スポーツ部観光戦略課】公式サイトより

あきたびじょんは毎月変わるハッシュタグで応募するInstagramのハッシュタグキャンペーン。秋田県内で撮影した風景やグルメなど秋田の写真を応募するもの。2019年末まで毎月行われているのが特徴です。

あきたびじょんのコンテストは少し変わっていて、公式アカウント(@akitavision)をフォローし、キャプションに撮影場所を記載した上で、指定のハッシュタグをつけて投稿。その後、公式アカウントが応募作品をリポストすることで、応募完了となります。
2019年5月に実施されている「#5月のあきたびじょん」には3,194件の投稿があります。かなり人気のハッシュタグキャンペーンだといえるでしょう。

あきたびじょん 【akitavision】
あきたびじょん(@akitavision)公式Instagramより

リポストされた投稿への「いいね」数が当選のポイントとなるので、拡散したい! という思いを刺激したコンテストだといえます。また公式アカウントに自分が撮影した写真が掲載されるので、自己顕示欲も満たすことができます。このような仕掛けはいいですね。

事例8:やまがた百名山Instagramフォトコンテスト

やまがた百名山Instagramフォトコンテスト
【山形県環境エネルギー部 みどり自然課】公式サイトより

春夏秋冬ことなるハッシュタグキャンペーンを実施しているのが「やまがた百名山」です。春は「#やまがた百名山フォトコン2019春」、夏は「#やまがた百名山フォトコン2019夏」、秋は「#やまがた百名山フォトコン2019秋」、冬は「#やまがた百名山フォトコン2019冬」となっており、2020年2月27日まで実施されています。

応募方法はシンプルで、公式アカウント(@yamagatayama)をフォローし、「やまがた百名山」が被写体となっている写真またはやまがた百名山で撮影した写真とキャプションに指定されたハッシュタグを記載し、投稿。その後、公式アカウントが作品をリポストすると応募完了となります。
あきたびじょんと同じ仕組みですね。

こちらは季節賞、年間グランプリのほか、各季節で抽選5名にラッキー賞が贈られる仕組み。
より当選確率が高そうなので、応募する人が増えるでしょう。
ちなみに「#やまがた百名山フォトコン2019春」には、2019年5月末現在128件の応募があります。

事例9:いこー!けんおー!インスタグラムフォトコンテスト〔宇都宮市・鹿沼市・さくら市・那須烏山市・上三川町・高根沢町・那珂川町〕

いこー!けんおー!インスタグラムフォトコンテスト  〔宇都宮市・鹿沼市・さくら市・那須烏山市・上三川町・高根沢町・那珂川町〕
【栃木県観光物産協会】公式サイトより

栃木県の県央をPRするためのハッシュタグキャンペーンも実施されています。県央地域7市町村共同事業「いこー!けんおー!インスタグラムフォトコンテスト」は2019年4月1日から8月31日まで開催されています。

応募方法はこれまでと同様、公式アカウント(@tochigikenou)をフォローし、メンション@tochigikenouを追加し、ハッシュタグ「#tochigi」と「#市町村名」の2つをつけて投稿するだけでOK。
応募方法をとても簡単にしているので、投稿が集まりやすいですよね。

事例10:Zekkeiくまもと県北フォトコンテスト2018

Zekkeiくまもと県北フォトコンテスト2018
【熊本県北地域フォトコンテスト事業】公式サイトより

2018年11月1日から2019年1月13日まで開催されていたのが「Zekkeiくまもと県北フォトコンテスト2018」。熊本県と「死ぬまでに生きたい!世界の絶景」が合同で実施した写真コンテストとなっており、絶景を体験した写真をInstagramに投稿するというもの。

こちらも応募はシンプル。コンテスト用アカウント(@kumamoto_kenhoku)をフォローし、ハッシュタグ「#zekkeiくまもと県北」と位置情報をつけて画像を投稿するだけでOK。
シンプルな応募方法はInstagramキャンペーンでは重要なポイントだといえます。

「#zekkeiくまもと県北」へは2019年5月末現在、1,139件の投稿があるので、多くの投稿があったことがわかりますよね。

まとめ

Instagramを活用したハッシュタグキャンペーンはシンプルな応募方法と、投稿難易度の低さがとても大切です。
投稿する際のテーマが難しいと、多くのユーザーは離脱してしまいます。
せっかくキャンペーンを開催しても応募数が少なかったり、フォロワーが増えなければ意味がありません。

インスタグラムアカウントに投稿する写真などを含め、一度見直しをかけ、効果的なキャンペーンを実施していきましょう。


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