LINE公式アカウント機能の徹底解説。費用や活用方法

LINE公式アカウントとは丨LINE for Business
出典:LINE公式アカウント

これまで費用や機能が異なるLINEの法人向けアカウントは5種類ありました。しかし、2019年春からは「LINE公式アカウント」と「LINE@」などがひとつに統合され、企業にとって非常に活用しやすくなったのです。これまでLINE法人向けアカウントを運用してきた企業の運用担当者は改めてLINE公式アカウント運用について考え直す機会です。

そこで今回は情報発信の要ともいえるLINE公式アカウント運用について考えていきます。

LINE公式アカウントでできること

まずはLINE公式アカウントとはどんおようなものなのかを見ていきましょう。

LINE公式アカウントは国内最大のSNS「LINE(ライン)」に、企業や店舗がアカウントを作成してユーザーに情報を届けるサービスのこと。多くの企業で導入しており、飲食店は店舗ごとにアカウントを所有していることも多いですよね。

LINE公式アカウント7つの基本機能

LINE公式アカウントには7つの基本機能が備わっています。ひとつめは「メッセージ配信」。友だち追加したユーザーに対し、メッセージを送ることができます。性別、年代、居住地などのセグメントを選択でき、開封率が高く、サイト訪問、クーポン利用を促しやすいのが特徴。

メッセージ配信
出典:LINE公式アカウント

ふたつめはタイムライン投稿です。友だち登録しているユーザーのタイムラインに情報を流すことが可能。投稿された情報はユーザーがメッセージやタイムラインで共有することも考えられ、拡散力にも期待できます。

タイムライン投稿
出典:LINE公式アカウント

三つ目はチャット機能。一方的な情報発信だけでなく、ユーザーからの問合せに応えることも可能。通常のLINEと同じようにユーザーとコミュニケーションを取れます。

チャット機能
出典:LINE公式アカウント

四つ目は公式アカウントならではの「リッチメニュー」を表示させられること。LINE公式アカウントのトークルームは、下部にメニューを設置することが可能です。画面の専有面積が広いため、自社サイトに誘導する、といった目的にぴったり。

リッチメニュー
出典:LINE公式アカウント

五つ目はショップカード機能。ポイントカードを作成し、発行できる機能となっており、従来紙のショップカードを使用しているお店はLINEのポイントカードに置き換えるケースも増えているそう。ユーザーがポイントカードを忘れる心配がないので好まれています。

ショップカード
出典:LINE公式アカウント

六つ目はクーポン・抽選機能。実店舗で使用可能なクーポンをLINE上で作成可能。抽選も行えるので来店の動機付けを行うことができます。クーポンの使用数が管理画面から確認可能で、振り返りを行いやすいのも特徴です。

クーポン抽選機能
出典:LINE公式アカウント

七つ目はレポート機能です。友だち追加の数、メッセージ配信数、クリック数といったLINE公式アカウント運用におけるデータを確認できます。今後の施策改善にも役立つデータとなっているので、是非活用していきましょう。

レポート機能
出典:LINE公式アカウント

LINE公式アカウントの運用のメリット

LINE公式アカウントを開設するメリットはどこにあるのでしょうか?

ユーザー数の多さ

ひとつめに挙げられるのは国内最大のSNSであるということ。月間アクティブユーザー数は8,100万人以上おり、幅広い年齢層が利用しているため、日本国内のプロモーションにおいては最適なSNSだといえるでしょう。

メッセージの送信難易度が低い

Instagram、Facebook、Twitterよりもさらに気軽にメッセージを送信できるのがLINEのいいところ。チャットツールであるLINEは、チャットのような短文でのメッセージ送信ももちろん可能。このほか、LINEならではのスタンプを送信したりするなど、ユーザーとの距離を縮められます。

アカウントの友だち数を増やすことができる

自動友だち追加機能が備わっており、自社サイトやサービスを利用しているユーザーを友だち追加することが可能です。

このほか、前述の通り、ユーザーと1対1でのチャットやメッセージ開封率の高さは充分にメリットだといえるでしょう。

LINE公式アカウントの料金プラン

LINE公式アカウント料金プラン
出典:LINE@

では、実際に活用するにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか? ここからは料金について見ていきましょう。

LINE公式アカウントは「フリープラン」「ライトプラン」「スタンダードプラン」の3種類が用意されています。「フリープラン」は月額固定費0円・無料メッセージ通数1,000通・追加メッセージ不可、「ライトプラン」は月額固定費5,000円・無料メッセージ通数1万5,000通・追加メッセージ5円/1通、「スタンダードプラン」は月額固定費1万5,000円・無料メッセージ通数4万5,000通・追加メッセージ〜3円/1通となっています。

例えばスタンダードプランを活用しており、月間4万6,000通メッセージを送信する場合、以下のようになります。
基本料金1万5,000円+追加1通3円×1,000通(3,000円)=1万8,000円。
こうしてみるとDMなどよりもよっぽど低コストで運用できることがわかりますよね。
さらに14万5,000通送る場合は、追加送信分にディスカウントが入り、30万5,000円で運用可能です。

メッセージのカウントはこれまで1吹き出しが1メッセージとカウントされていましたが、新プランでは1回の配信で3吹き出しまでが1メッセージとしてカウントされるようになりました。つまり、1回の配信で3吹き出し×友だち数がメッセージ数となるわけです。

フリープランからのプラン変更は即時適用されるので、まずはフリープランからの運用が良さそうですね。

メッセージ通数に応じた課金の仕組み
出典:LINE@

LINE公式アカウントの開設手順

LINE公式アカウントはスマホ、パソコンの両方で作成可能です。

開設する際は、LINE公式アカウント開設ページにアクセスします。

LINE公式アカウントの開設手順
出典:LINE公式

アカウント開設ページ
https://www.linebiz.com/jp/entry/

アカウント開設ページを開いたら、「認証済みアカウントを開設する」(または未認証アカウントを開設する)をクリック。その後は個人のLINEアカウントまたはメールアドレスを登録し、管理画面にログインできれば完了です。

LINE公式アカウント活用事例

LINE公式アカウントはさまざまな企業が活用しています。イオン吉川美南店ではクーポンの効果がチラシの6倍になったといいますし、株式会社AKAISHIではEC送客率がメルマガの約3倍、オリジナル野球ユニフォームFUNGOでは注文方法の9割が「LINEチャット」だそう。

こうした活用事例やノウハウはLINE fot BUSINESSのサイトに多数掲載されています。ぜひこれらのサイトを見て、アカウントの開設を行ってみませんか?

LINE公式アカウント活用事例
出典:LINE公式

LINE fot BUSINESS
https://www.linebiz.com/jp/

2019年 最新版 LINE@ 統合 企業 向け LINE 公式アカウント 情報

最後にLINEの企業向けアカウントが統合されて、何が変わったのかをおさらいしておきましょう。

ひとつめは機能面。レポート機能が拡充され、複数人とチャットが可能となり、全プランですべてのサービスが利用できるようになりました。

ふたつめは運用代行などのパートナーを探しやすくなる点。これまでも運用代行や開発支援はありましたが、より簡単に見つけられるようになります。また、サポートも受けやすくなるよう、パートナーが拡充されていきます。

三つ目は料金面。料金が高額でなかなかLINE参入できなかった企業にとって、導入しやすい価格を実現したこと。これによってさまざまな企業で導入しやすくなりましたね。


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