Instagramの検索機能とは
Instagramの検索は、Instagramの中にあるコンテンツやアカウントを探すための機能です。アプリを開き、虫眼鏡のマーク(検索タブ)をタップすると、他のユーザーの投稿や、類似アカウントを検索することができます。
Instagramではユーザーは欲しい情報をキーワードを使用して検索し、個人や企業の投稿を発見します。
自社のサービスや商材を使用するユーザーと親和性の高いキーワードや投稿内容などを作ることで、自社アカウントを認知してもらう機会をつくることができます。
Instagram検索の4つの検索方法
Instagramの検索タブを開くと、上部には左から順番に、「上位検索結果」「アカウント」「ハッシュタグ」「スポット」の4つの機能があります。
上位検索結果
検索タブでキーワードを入力した際に、一番最初に表示されるタブです。Instagram内のアルゴリズムによって、お勧めのアカウント、及びハッシュタグを上位に表示します。
アカウント
アカウントのIDや氏名、キーワードでユーザーを検索するための項目です。一般ユーザーや企業やお店のアカウントなども表示されます。
ハッシュタグ
ハッシュタグとはユーザーが投稿時に付けたキーワード(ハッシュタグ)で、他のユーザーが同じキーワードで検索した際に、自身の写真を見つけやすくするために設定するものです。
ここでは、このハッシュタグを検索し、ユーザーは他の投稿を検索します。例えば「カフェ」と検索した場合には、「カフェ」というハッシュタグが付けられた写真が表示されます。
スポット
位置情報に紐付けられた写真を検索するための項目です。
Instagramの上位検索結果の仕組みとは
では、実際にInstagram上でキーワードを入力し、ハッシュタグ検索した場合は、どのように上位表記されるのでしょうか。
キーワードを入力した画面では以下の3つの項目が表示されます。
・トップ
・最近
・リール
それぞれの項目で上位表示される仕組みを説明していきます。
トップ
ここで表示される順番は、検索されたハッシュタグとユーザーの検索履歴に基づき、Instagram独自のアルゴリズムで上位表示されるようになっています。
そのため、投稿の日付や時間は時系列になっていません。また、2020年8月に新しく追加された「リール」という短尺動画もハッシュタグに合わせた内容が表示されます。
最近
ここでは、検索したハッシュタグに基づき、時系列で投稿されたコンテンツが掲載されています。そのため、トップで検索された投稿よりも写真の質や投稿内容は様々です。
リール
リールとは、先ほど触れた短尺動画です。表示される順番もInstagram独自のアルゴリズムによって表示されており、明確な基準は公開されていません。ですが、比較的新しい機能のため、視聴回数が少なくても上位表記されやすい傾向にあります。
検索結果で表示されやすくするために
ユーザーに検索されるには、投稿内容がユーザーに見つかりやすいようにすることが重要です。
そのために必要な3点をご紹介します。
①適切なアカウントプロフィールを作成する
自身に関連する内容はアカウント名に直接入れることでユーザーに見つけられやすくなります。
例えば、以下のような内容で作成しましょう。
・企業アカウントでは企業名を入れる
・有名な商品があるのであれば商品名で作成する
②関連キーワードやアクセス情報を自己紹介に盛り込む
ここでも同様です。プロフィールを見てくれたユーザーに一目でアクセス情報がわかるようにしましょう。そうすることで近隣エリアのユーザーの来店機会をつくることができます。
③関連キーワードやハッシュタグはキャプション内に記載する
最近では、投稿の際にコメント欄にハッシュタグを盛り込む傾向がありますが、ハッシュタグはコメントではなく、キャプション内に記載するのがいいでしょう。
Instagramの仕組みを理解して、リーチを増やす方法
アカウント名を適切に設定し、アカウント検索で上位を狙う
ユーザーがInstagram内検索をした際に、リーチされやすいキーワードをアカウントページの名前またはユーザーネームに入力します。
例えば、焼肉店を経営していてリーチを狙う場合は、「焼肉」というワードを盛り込んだアカウント名にしましょう。その際注意したいのは、自己紹介文に入力されていても、検索結果に表示されないということです。
タグ付けをすることでリーチが増加
投稿前に「タグ付けする」から自身のアカウントを選択し投稿します。そうすることで、投稿のタグをタップしユーザーがプロフィールを閲覧することができます。
また、タグ付けされたものは自身のアカウント内でも投稿がたまっていくため閲覧数が増えやすくなります。
適切なハッシュタグ(#)の選定は重要
全部で30個のハッシュタグをつけることが可能ですが、量が多ければいいというわけではありません。
フォローしてもらいたいユーザーが使用しそうなハッシュタグを想定することや、単語に関連する別のハッシュタグを選定することもユーザーにリーチする方法です。ハッシュタグの量と質の両方を投稿ごとに見直していきましょう。
位置情報を追加することもリーチ増加の鍵
投稿前に「位置情報を追加」からスポットを検索し選択をします。そうすることで、投稿内容にアクセス情報(スポット)が記載され、どこにお店があるのかが一目でわかります。
リーチを上げるためのビジネス活用編
今までの紹介してきた方法はすぐに誰でもできる方法ですが、ここからはビジネスアカウントでリーチを増やす方法を詳細に説明していきます。
アカウントプロフィールを改善する
まず、アカウントの編集する方法は以下です。
アカウントページから「プロフィールを編集」を選択し、ユーザーが検索されやすいアカウントを想定後、編集します。
アカウントページから「プロフィールを編集」を選択すると、名前、ユーザーネーム、ウェブサイト、自己紹介、ビジネス活用者向けツール、個人情報を編集できます。
名前、ユーザーネームは、ユーザーが検索した際ににアカウントを見つけてもらう重要なポイントになります。そのためヒットされやすい、または自身の職業に該当するキーワードを入力すると検索結果に表示されやすくなります。
その他に、以下に気を付けて作成しましょう。
・アカウント名はユーザーのメリットが一目でわかるように作成する
・自己紹介は短文で作成し、箇条書きなどでメリットを記載する
・数字を使用して権威性を伝えることができれば記載する
こういった修正を行い、Instagramに分析機能の「インサイト」から分析改善を行っていくことをおすすめします。
タグ 付け
前述しましたが、投稿の前の操作で自社のアカウントのタグ付けが可能です。これにより投稿をタップするだけで、ユーザーはアカウントプロフィールに遷移することができます。
この一つの工夫でプロフィールの閲覧数が変化するので積極的に行っていきましょう。
#ハッシュタグ
企業アカウントで運用する場合は、以下のような取り組みが可能です。
①ハッシュタグを付けることで、関連する投稿が見つけやすくなる
②自社商品などに対する独自のハッシュタグを作成し、ユーザー参加型の投稿を行う
③キャンペーンやプレゼント企画など
①ハッシュタグを付けることで、関連する投稿が見つけやすくなる
基本的にこの目的でハッシュタグを選定することが多いです。この場合は、対象となり得るユーザーが使用するハッシュタグを分析することや、競合他社が使用しているハッシュタグから選定するのをおすすめします。
②自社商品などに対する独自のハッシュタグを作成し、ユーザー参加型の投稿を行う
他社事例として、生活用品などを取扱う、「アイリスオーヤマ公式アカウント」のキャンペーンを紹介します。
こちらでは、#アイリスオーヤマ電気圧力鍋というキャンペーンを実施し、ユーザーはアカウントフォローと圧力鍋を使用した写真を投稿することでホットプレートが当たる、というものです。
このようなユーザー参加型の投稿は、新規フォロワー獲得に繋げることが可能です。
ただ、ここで注意しておきたいのは、PRを目的として第三者に自社製品を紹介してもらう場合、「#pr」のハッシュタグは必ず必要です。
また、プレゼント企画をする場合は、商材やのその限度額金が決まっているため、景品表示法やInstagram独自のルールなどを確認してから行いましょう。
位置情報
設定の方法は前述の通りですが、毎回の投稿に位置情報を追加できます。こうすることで、コンテンツに興味を持ったユーザーに一目でアクセス情報まで提供できるので、来店につながりやすくなるというメリットがあります。
たったこれだけの工夫でフォロワーの増加だけでなく実際の来店に繋がった事例もあるので、毎回忘れず行なっていきましょう。
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