【運用担当者必見】雑貨・小物のインスタグラムハッシュタグキャンペーン事例10選

インターネットが普及した現代、企業では「SNS」を利用した集客が必須になってきました。中でも「インスタグラム」は、雑貨・小物を始めとした「画像で見せたほうが映える」投稿と相性がよいのが特徴です。実際雑貨・小物業界でも、多くの企業がインスタグラムアカウントを開設し、集客に利用しています。

しかしインスタグラムで集客を効率化するためにはコツが必要です。雑貨・小物関係の企業でインスタグラムの運営担当を任され、「インスタグラムをどう活用したら集客につながるのか分からない・・・」と頭を抱えている方も多いはず。

そこで今回は雑貨・小物のインスタグラムハッシュタグキャンペーン事例を10個、活用のコツも含めてご紹介。「雑貨・小物業界で上手くインスタグラムを使った集客を行うにはどうしたらよいのか知りたい」と思われる方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.イケア・ジャパン株式会社

イケア・ジャパン株式会社のインスタグラムキャンペーン
キャンペーンページ

スウェーデン発祥の家具量販店で、雑貨も多く取り揃える「イケア(IKEA)」の日本法人「イケア・ジャパン株式会社」。イケア・ジャパン株式会社では「イケアと新生活 インスタグラムキャンペーン」を2018年2月22日~4月8日まで開催しました。

このキャンペーンでは新生活用に新規購入したお気に入りのイケア商品や、イケアの商品で新しく模様替えした場所の写真をインスタグラムで投稿。その際「#イケアと新生活」というハッシュタグをつけます。すると抽選で1万円のギフトカードがプレゼントされました。

家具や雑貨などの新規購入が増える時期に合わせたこのキャンペーン。イケア購入商品が投稿の対象になっているので、イケア・ジャパン株式会社の商品売り上げ拡大も見込めるキャンペーンでした。さらにイケアではさまざまな商品を販売しているので、キャンペーンで投稿が増えれば増えるほど多種多様な商品の紹介が可能でした。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも自社の取り揃え商品が多い場合、イケア・ジャパン株式会社のようなインスタグラムハッシュタグキャンペーンを行うと集客に大きな効果があるでしょう。例えば今までスポットが当たっていなかった商品もユーザーに広く認知してもらえる可能性があります。そして自社の雑貨・小物商品の売り上げもキャンペーンによって伸ばすことができます。

2.ロフト(Loft)

ロフト(Loft)のインスタグラムキャンペーン
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「株式会社ロフト」が運営する有名生活雑貨店「ロフト」。ロフトでは「「ロフト好き」ロフト30周年インスタグラム&ツイッターキャンペーン」を2017年10月2日~11月20日に開催しました。

このキャンペーンはインスタグラムと「ツイッター」で応募可能で、インスタグラムの場合はロフトインスタグラム公式アカウント「@loft_official)」をフォロー。そしてロフトにまつわる雑貨や思い出の写真・ストーリーを「#ロフト」、「#ロフト30th」の2つのハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選で30周年限定商品詰め合わせセットが当たりました。

ロフト設立30周年記念と絡めたキャンペーンにすることで、通常のキャンペーンよりもさらに多くの集客を見込めるキャンペーンでした。そしてロフトに対する思い出などの写真を集めることで、ロフトのインスタグラムの投稿を閲覧したユーザーのロイヤルティ(自社への愛着度)を高められました。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも自社の設立10周年や20周年記念にインスタグラムのハッシュタグキャンペーンを開催することで、多くの集客を見込めます。また自社商品に関する思い出の写真投稿キャンペーンを同時に行えば、ユーザーのロイヤルティを上げて来店にもつなげられます。

3.モマデザインストア(MoMA Design Store)

モマデザインストア(MoMA Design Store)のインスタグラムキャンペーン
キャンペーンページ

先進的な美術作品を多く取り揃える「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」の雑貨・小物販売ブランド「モマデザインストア(MoMA Design Store」。モマデザインストアでは「#FoundAtMoMA Instagram プレゼントキャンペーン」を2019年4月26日~5月31日まで開催しています。

このキャンペーンではまずモマデザインストア公式Instagramアカウント「@momastorejapan」をフォロー。モマデザインストアで購入した商品や、モマデザインストアで発見したお気に入りアイテムを撮影します。そしてそれをインスタグラムへ「#FoundAtMoMA」のハッシュタグをつけて画像投稿すると、抽選でMoMAが選んだグッドデザインがプレゼントされます。

キャンペーン開始日と同じ日に「モマデザインストア 銀座ロフト」がオープンするのに合わせたキャンペーンで、モマデザインストア 銀座ロフトの新規顧客獲得法としても有効なキャンペーンでしょう。またこちらもイケア・ジャパン株式会社と同様にモマデザインストアの商品購入や来店が条件となるので、モマデザインストア全体の売上向上も狙えます。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも新規店舗がオープンするときに、既存店舗と合同で商品購入が条件となるキャンペーンを行ったとします。すると新規店舗の客引きと同時に、全店舗の売り上げもキャンペーンで拡大させることができます。

4.ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスジャパン株式会社

ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスジャパン株式会社のインスタグラムキャンペーン
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キッチン用具や調理雑貨・小物を取り揃える「ツヴィリング・J.A.・ヘンケルス」の日本法人「ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスジャパン株式会社」。ツヴィリング・J.A.・ヘンケルスジャパン株式会社では、「ツヴィリング新生活キャンペーン」を2018年3月1日~5月31日に開催しました。

このキャンペーンではまずツヴィリング・J.A.・ヘンケルスジャパン株式会社のインスタグラム公式アカウント「@zwilling_japan」をフォロー。ツヴィリングの刃物や、フランスの調理器具メーカー「ストウブ(staub)」の鍋などを使用して作った料理を撮影し、「#staubデビュー」と「#zwillingデビュー」2つのハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選でナイフブロックセットなどが当たりました。

ストウブとタイアップすることで自社の商品のファンにも、ストウブの商品のファンにも興味を持ってもらえるキャンペーンとなっています。また料理という、インスタ映えする投稿が増えることで、料理に興味のあるユーザーにもリーチできるのがメリットです。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも他企業とタイアップして、自社の雑貨・小物を使った料理投稿を募集すれば、相乗効果で大きな集客効果を見込めます。また自社の潜在顧客にも広く魅力を伝えることができます。

5.ケユカ(KEYUCA)

ケユカ(KEYUCA)のインスタグラムキャンペーン
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ハードウェアや流通などで、幅広い事業を展開する「河淳株式会社」が経営する、雑貨・小物系ブランド「ケユカ(KEYUCA)」。ケユカでは、「新生活応援#始めました投稿キャンペーン」を2018年5月16日〜5月31日に開催しました。

このキャンペーンでは、まずケユカインスタグラム公式アカウント「@keyuca_design」をフォロー。そして新生活で始めたことを撮影して、「#ケユカ」と「#始めました」の2つのハッシュタグをつけてインスタグラムに写真を投稿します。すると抽選でケユカで使えるポイントが3000ポイントもらえました。

あえてケユカ商品に限らない投稿を募集することで、幅広いインスタグラムユーザーに興味を持ってもらえるキャンペーンになっています。また当選商品をケユカ専用で使えるポイントにすることで、プレゼントされたユーザーの来店及び優良顧客化も狙えます。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも幅広いユーザーに募集をかけて、集客につなげることができるかもしれません。ただしあまりにも投稿数が多すぎると、抽選やコンバージョンにつながりそうな顧客選びに時間がかかることには注意しましょう。

6.DCMホールディングス

DCMホールディングスのインスタグラムキャンペーン
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ホームセンターなどを運営する「DCMホールディングス」では、「多肉植物フォトコンテスト」を2017年11月01日 〜 2017年12月15日に開催しました。

DCMホールディングスの園芸用インスタグラムアカウント「@dcm_green」をフォロー。そして「#dcm多肉植物」のハッシュタグをつけて、自宅などに植えてある多肉植物の写真を投稿します。すると抽選でDCMオリジナル商品の詰め合わせが当たりました。

「インスタグラム広告」でもキャンペーンを告知することで、通常の投稿だけでのキャンペーン告知よりも多くのインスタグラムユーザーを集めることができました。またフォトコンテストの形式を取ることで、上位を目指して多くの方がキャンペーン中に投稿を行ってくれる結果につながりました。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでもキャンペーンをインスタグラム広告で告知すれば、集客に大きな効果が見込めるでしょう。またコンテスト形式のキャンペーンにすることで、コンテスト上位を狙うユーザーを自社の見込み客として囲い込むことが可能です。

7.株式会社ワンズテラス(one’s terrace)

株式会社ワンズテラス(one’s terrace)のインスタグラムキャンペーン
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アパレル大手「ワールド(World)」の子会社であり、雑貨などを中心に手掛ける「株式会社ワンズテラス(one’s terrace)」。株式会社ワンズテラスでは、自社のキャンペーンではありませんが、「COCOちゃん15周年Instagramキャンペーン」に協賛して販促を行う取り組みを行いました。(投稿で取り上げられたキャンペーン第1回は2018年10月15日~11月30日まで)

このキャンペーンは有名絵本キャラクターである「COCOちゃん」誕生15周年を記念したイベント。まずCOCOちゃんインスタグラム公式アカウント「 @smilecoco365」 をフォロー。そして「わたしの好きなCOCOちゃん」をテーマに、COCOちゃん関係のグッズを 「#cocoちゃん15周年」 のハッシュタグ付きで投稿します。

するとスペシャルBOXが抽選でプレゼントされました。株式会社ワンズテラスでは自社で取り扱っているCOCOちゃんのキャラクター商品を上手く本家のインスタグラムキャンペーンと連携させて、販促を行っています。このように自社以外のインスタグラムハッシュタグキャンペーンと連携することでも、自社の売り上げ拡大ができることは覚えておきましょう。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも他社のインスタグラムキャンペーンに協賛すれば、他社のネームバリューを利用しながら自社雑貨・小物の売り上げ拡大を実現できます。

8.MAGIQ

MAGIQのインスタグラムキャンペーン
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ドライフラワーなどを取り扱う「東京堂」のアーティフィシャルフラワーブランド「MAGIQ」。MAGIQでは「ハッピーハロウィンキャンペーン」を2018年10月2日~10月24日に開催しました。

最初に東京堂アーティフィシャルフラワーMAGIQ公式インスタグラムアカウント「@magiq.jp」をフォロー。次にハロウィンをテーマにしたお花の写真に「#MAGIQハロウィン1周年」のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選でMAGIQの最新アイテムがプレゼントされました。

お花とハロウィンという、あまり結びつかなそうなモチーフをあえていっしょにすることで話題性を持たせました。ハロウィンという商戦上重要なイベントを上手く利用したアイデアは真似したいものです。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでもハロウィンと上手く結びつけてインスタグラムのハッシュタグキャンペーンを行えば、多くのインスタグラムユーザーを集客につなげることができるのではないでしょうか。

9.ハコア(Hacoa)

ハコア(Hacoa)のインスタグラムキャンペーン
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木製雑貨を取り扱う「ハコア(Hacoa)」では、「インスタグラム プレゼントキャンペーン 2018」を2018年8月1日~8月31日に開催しました。

まずハコアのインスタグラム公式アカウント「@hacoa.japan」をフォロー。そしてハコアのアイテムが写っている写真を、「#Hacoaのある風景」、「#Hacoa」の2ハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選でハコアの人気アイテムがプレゼントされます。

ハコア商品が投稿対象となることで売り上げ拡大にもつながるだけでなく、ハコアの商品をユーザー視点でたくさん紹介してもらえるのがメリット。またイケア・ジャパン株式会社と同じように、自社で取り扱いきれなかった雑貨・小物の紹介をユーザーが行ってくれるので、商品の販促にも利用できました。

あなたの自社雑貨・小物関係のインスタグラムアカウントでも自社雑貨・小物をたくさん投稿してもらえるようなキャンペーンを行えば、自社で1つ1つ商品の紹介を投稿するより大きな集客効果が見込めるかもしれません。

10.マリメッコ (Marimekko Oyj)

マリメッコ (Marimekko Oyj) のインスタグラムキャンペーン
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フィンランドのアパレル企業であり、雑貨・小物も多く手掛ける「マリメッコ (Marimekko Oyj) 」。マリメッコでは 自社テーブルウェアブランド「Oiva」に絡めた、「Marimekko Lifestyle Photo Campaign」を2019年5月1日~5月30日まで開催しています。

まずはマリメッコのインスタグラム公式アカウント「@marimekkojapan」をフォロー。そしてOivaの商品画像を、「#マリメッコと」と「#oivaモーメント」という2つのハッシュタグといっしょに投稿します。すると対象店舗で使える5,000円分のポイントが当選した方にプレゼントされます。

こちらのキャンペーンもロフトと同じように、自社ブランドの10周年記念として開催されています。その分通常の投稿キャンペーンより応募者数が増えるでしょう。またoivaの商品投稿を対象にすることで、oivaの売り上げ拡大にもつながるキャンペーンです。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも設立10周年記念などの節目と、自社雑貨・小物の投稿を条件にするキャンペーンを組み合わせることで、相乗効果で大きな販促効果を作り出すことができます。

まとめ

今回は雑貨・小物のインスタグラムハッシュタグキャンペーンの事例を10個、活用のコツまでいっしょにしてご紹介してきました。

雑貨・小物カテゴリでもインスタグラムハッシュタグキャンペーンを有効活用することで、大きな集客効果が見込めることがお分かりいただけたと思います。場合によってはインスタグラム広告も併用してキャンペーン告知をすると、さらに集客効果が大きくなります。


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