【運用担当者必見】飲食店のインスタグラムハッシュタグキャンペーン事例10選

「コンテンツマーケティング」の一環として、「SNS」を使った集客が企業全般に広まりました。「フェイスブック」や「ツイッター」など、さまざまなSNSで企業が集客を行っています。

特に「インスタグラム」と、「インスタ映え」するとして人気のある料理を顧客に提供する飲食業界の相性は非常に高いものとなっています。あなたの会社でもすでにインスタグラムを使って集客を狙っている、というところがあるのではないでしょうか。

しかしあなたが飲食関係の企業でインスタグラムの運営担当を任されたとき、インスタグラムの集客ノウハウがゼロの状態だと何をすればよいかわからず、困ってしまうと思います。インスタグラム集客にはコツがあり、そのコツを知らないとインスタグラムを使ったマーケティングが不発に終わりかねません。インスタグラム集客のコツの1つは、インスタグラムのハッシュタグキャンペーンを使って集客を行う方法です。

そこで今回は、飲食店のインスタグラムハッシュタグキャンペーンの事例を10個、あなたが実際にノウハウを活用できるように活用のコツまでいっしょにご紹介。この記事を見れば他社のインスタグラム集客のノウハウが分かります。「自社のインスタグラムアカウントを使って、うまく集客につなげたい」というインスタグラム運用担当者の方は必見です。

1.ミスタードーナツ

ミスタードーナツのインスタグラムキャンペーン
キャンペーンページ

株式会社ダスキンが運営する大手ドーナツカフェ「ミスタードーナツ」。ミスタードーナツでは、「夢のドーナツグランプリ Final」というキャンペーンを2018年5月14日~5月25日にインスタグラムとツイッターで開催しました。

インスタグラムの場合はまずミスタードーナツインスタグラム公式アカウント「@misterdnut_jp」をフォロー。そして夢のドーナツグランプリ Finalに選ばれた4種の中で応援したいドーナツをの食事シーンの写真を撮影して、「#ドーナツ名のハッシュタグ」+「#夢のドーナツファイナル」を付けて投稿します。すると抽選で「ミスタードーナツカード」1,000円分がプレゼントされました。

ミスタードーナツでは、ミスタードーナツの各店スタッフが考案したドーナツから、顧客の人気投票とショップでの販売実績で1位を決め、正式に全国で販売するという一連のキャンペーンを行っていました。夢のドーナツグランプリ Finalはその1位を決める重要なイベントに、インスタグラムのキャンペーンをかけ合わせてインスタグラムユーザーの注目を集めることに成功しました。また投稿条件がグランプリにエントリーされたドーナツ4種いずれかの食事シーンになるため、ミスタードーナツへの来店とドーナツ購入による売上拡大まで狙えるキャンペーンでした。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、自社飲食店のメニューをスタッフに考案してもらい、グランプリを開催しそれにインスタグラムハッシュタグキャンペーンを組み合わせると話題性が高まり、集客効率が上がるでしょう。また食事シーンの投稿をグランプリキャンペーンの応募条件にすれば、自社飲食店の売上も伸ばせます。

2.クリスピー・クリーム・ドーナツ

クリスピー・クリーム・ドーナツのインスタグラムキャンペーン
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アメリカ発であり、新食感のドーナツを提供し日本でもブームを起こした「クリスピー・クリーム・ドーナツ」。クリスピー・クリーム・ドーナツでは、フランス発の人気キャラクター「バーバパパ」とコラボしたインスタグラムハッシュタグキャンペーンをインスタグラムとツイッターで2018年春に開催しました。(詳細な時期は不明)

インスタグラムではまずクリスピー・クリーム・ドーナツインスタグラム公式アカウント「@krispykremejapan」をフォロー。そして期間限定で発売されていた「バーバパパファミリードーナツ」の写真と、「 #バーバパパドーナツ 」のハッシュタグを付けて投稿すると、抽選で「スペシャルダズン(バーバパパドーナツの詰め合わせ)」がもらえました。

男女・年齢問わず人気のあるバーバパパとコラボしており、話題性は抜群だったこのキャンペーン。期間限定で発売されていたメニューの画像を投稿するのもポイント。期間限定であるというプレミア感と、キャンペーンを組み合わせてインスタグラムユーザーをクリスピー・クリーム・ドーナツへうまく誘導し、ドーナツの売り上げ拡大も狙えました。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、キャラクターとコラボした期間限定のドメニューを販売して、インスタグラムのハッシュタグキャンペーンと組み合わせれば大きな集客効果を上げられます。キャラクター×期間限定など、ユーザーの興味を集める要素が多ければ多いほど、インスタグラムのハッシュタグキャンペーンも成功しやすくなります。

3.スターバックス コーヒー ジャパン(Starbucks Coffee Japan)

スターバックス コーヒー ジャパン(Starbucks Coffee Japan)のインスタグラムキャンペーン
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アメリカ発のカフェチェーン大手「スターバックス」の日本法人「スターバックス コーヒー ジャパン(Starbucks Coffee Japan)」では、「#スターバックスチョコホリック」を付けるハッシュタグキャンペーンをインスタグラムとツイッターで2018年2月1日~2月14日に開催しました。

インスタグラムではまずスターバックスインスタグラム公式アカウント「@starbucks_j」をフォロー。そしてスターバックスのチョコレート系メニューの写真を「#スターバックスチョコホリック」のハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選で「スターバックスドリンクチケット」500円分が当たりました。

バレンタインに合わせて開催されたこのキャンペーン。バレンタインといえばチョコということで前面にチョコを押し出し、「チョコホリック(チョコが好きな人)」などを集客できるキャンペーンでした。そしてスターバックスのチョコレート系メニューの売り上げも拡大しました。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、バレンタインなどイベントとキャンペーンを組み合わせることで、集客効率を上げることができます。そしてスターバックスのチョコホリックのように、「#〇〇好き」など特定の愛好家を集められるようなキャンペーンをすると自社のファンも増やしやすくなり、面白いかもしれません。

4.カフェ・カイラ

カフェ・カイラのインスタグラムキャンペーン
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結婚相手紹介サービス会社「株式会社エクシオジャパン」が運営するハワイアンカフェチェーン「カフェ・カイラ」。カフェ・カイラ舞浜店では「インスタグラムフォトコンテスト」を毎月開催しています。

このキャンペーンではまずカイラ舞浜店のインスタグラム公式アカウント「@cafekaila_maihama」フォロー。そしてカフェ・カイラ舞浜店での食事シーンを撮影して、店舗内で確認できるハッシュタグを付けて投稿すると、抽選でカイラお食事券10,000円分などが当たるキャンペーンです。

毎月定期的に開催しているのがポイント。不定期にキャンペーンを行うのではなく、毎月キャンペーンを行うことで継続的にキャンペーン経由での集客を狙えます。またハワイアンカフェということで、インスタ映えするメニューの写真をユーザーから募集して、販促につなげられるのもメリットです。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、インスタ映えするメニューの投稿キャンペーンを毎月開催すれば、継続的にキャンペーン経由での集客を行えます。またインスタ映えする自社飲食店のメニュー投稿を増やして販促に利用出来ます。

5.デニーズ

デニーズのインスタグラムキャンペーン
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「セブン&アイ・フードシステムズ」が運営するファミリーレストランチェーン大手「デニーズ」。デニーズでは「ハンバーグ王決定戦2019春」をインスタグラムとツイッターで2019年3月12日~5月13日まで開催しています。

インスタグラムではまずデニーズインスタグラム公式アカウント「@dennysjp_official
」をフォロー。そして「#ハンバーグ王」と「#投票したいハンバーグメニュー指定のハッシュタグ」、2種類のハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選でデニーズお食事券1,000円分が当たります。

ミスタードーナツと同じように投票形式にすることで、キャンペーンの話題性で集客できます。またプレゼントもデニーズのお食事券なので、プレゼントされた方のロイヤルティ(デニーズへの愛着度)を上げて、来店後の優良顧客化も見込めます。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、自社飲食店メニューの投票キャンペーンを開催すれば、キャンペーン話題性を持たせて集客できます。またプレゼントをお食事券にすれば、自社飲食店の優良顧客を増やすことも可能です。

6.シェーキーズ

シェーキーズのインスタグラムキャンペーン
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「ロイヤルホールディングス」の子会社「アールアンドケーフードサービス」が運営するピザチェーン「シェーキーズ」。シェーキーズでは、世界的に有名なクリームチーズ「キリ」の「キリスイーツフェスティバル2018」に参加しました。(キリスイーツフェスティバル2018の開催期間は2018年11月1日~12月16日まで)

インスタグラムとツイッターで開催され、インスタグラムではまずキリインスタグラム公式アカウント「@kirijp_cp」をフォローします。そしてシェーキーズなど協賛店とキリのコラボメニューの写真を、 「#キリフェス」のハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選でキリのオリジナル商品が当たりました。

他社の食品キャンペーンとタイアップしているのが特徴です。インスタグラムハッシュタグキャンペーンを行っている他社と組むことで、他社のファンに来店してもらい顧客として囲い込める上に、売り上げ拡大も見込めます。

あなたの会社でも他社とコラボしたインスタグラムハッシュタグキャンペーンを行えば、他社からのファン獲得と自社飲食店の売り上げ拡大の両方を狙えます。

7.ファーストキッチン(First Kitchen)

ファーストキッチン(First Kitchen)のインスタグラムキャンペーン
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ハンバーガーチェーン大手の「ファーストキッチン」と「ウェンディーズ・ファーストキッチン」を展開する「ファーストキッチン(First Kitchen)」。ファーストキッチンでは「”おいしいから食べてみて!”キャンペーン」を2019年1月1日~2019年1月31日に開催しました。

このキャンペーンではまずファーストキッチン、ウェンディーズ・ファーストキッチンのインスタグラム公式アカウント「@i_am_first_kitchen」をフォロー。そしてファーストキッチン、ウェンディーズ・ファーストキッチンで食べたパスタの写真に「@i_am_first_kitchen」をタグ付けして、「#FK生パスタ」のハッシュタグを付け投稿します。すると抽選でファーストキッチン、ウェンディーズ・ファーストキッチンの全パスタが半額で食べられる「パスタニストカード」がプレゼントされました。

ハンバーガーだけでなく、パスタも取り揃えてあるファーストキッチン。パスタにもこだわっていることをキャンペーンで伝え、パスタを投稿してもらうことで「ファーストキッチンはハンバーガーだけでなく、パスタもおいしい」という自社のブランディングにつなげました。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、自社飲食店でおいしいのにも関わらず埋もれてしまっているメニューに焦点を当てたインスタグラムハッシュタグキャンペーンを開催すれば、そのメニューの認知度を上げて、「あのお店はあのメニューもおいしい」と自社飲食店の評判を上げられます。

8.スシロー

スシローのインスタグラムキャンペーン
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「株式会社あきんどスシロー」が運営する大手寿司チェーン「スシロー」。スシローでは「すしフォト」キャンペーンをインスタグラムとツイッターで2019年4月8日~5月6日まで開催しています。

インスタグラムではまずスシローインスタグラム公式アカウント「@akindosushiroco」をフォロー。そしてスシローでの食事風景など、スシローにまつわる写真を「#スシローぜ」のハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選で2,000円分のスシローお食事券がプレゼントされます。

あえてテーマを絞らずスシローに関係するネタをユーザーから広く集めることで、インスタグラムユーザーにスシローに対する親近感を与えることに成功しています。またキャンペーンページもポップな感じで、参加しやすいような作りになっています。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、広く自社飲食店に関する投稿を集めてインスタグラムで公開すれば、インスタグラムユーザーに自社飲食店への親近感を持たせてロイヤルティを上げられるかもしれません。ただしあまりに投稿内容が広すぎると自社飲食店のイメージがぶれ、ブランディングにつながらなくなるので注意してください。

またインスタグラムだけでなくキャンペーンページも制作してデザインを工夫すると、さらにキャンペーンの参加人数が増え集客につながりやすくなります。

9.幸楽苑

幸楽苑のインスタグラムキャンペーン
キャンペーンページ

「株式会社幸楽苑」が運営するラーメンチェーン大手「幸楽苑」では、料理記事・レシピ動画サービス「moguna」とタイアップして「moguna×幸楽苑餃子レシピコンテスト」というキャンペーンを2018年12月28日~2019年1月20日に開催しました。

このキャンペーンではまず幸楽苑インスタグラム公式アカウント「 @kourakuen_pr」 をフォロー。冷凍餃子をつかったレシピを撮影して、「#幸楽苑 」、「#おいしい餃子レシピ」の2つのハッシュタグを付けて投稿します。すると抽選で無水鍋などが当たりました。

幸楽苑の餃子でなくても、冷凍餃子であれば何でもOKなキャンペーンです。その分投稿が増えるので、幸楽苑以外のユーザーにも幸楽苑のことが認知されやすいキャンペーンになっています。またmogunaとタイアップしているので、mogunaのファンからも大量の投稿が見込めるキャンペーンでした。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、自社飲食店メニューに関連する料理を投稿してもらうキャンペーンを行えば、投稿が増えて自社飲食店の認知度を上げることができます。ただし集客後うまく店舗へ来店してもらうには別のマーケティング施策が必要になるので、メニューを撮影するインスタグラムハッシュタグキャンペーンなどと組み合わせてみましょう。

10.ダイナック(DYNAC)

ダイナック(DYNAC)のインスタグラムキャンペーン
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飲食店経営やケータリングサービスなど、さまざまな飲食に関するサービスを提供している「ダイナック(DYNAC)」。ダイナックでは、「60周年記念インスタグラムキャンペーン」を2018年12月まで開催しました。

このキャンペーンではまずダイナック各店舗にて「サワー」や「ハイボール」の写真を撮影します。そして写真を「#60ダイナック」か「#60dynac」、いずれかのハッシュタグをつけて投稿すると抽選でダイナックのお食事券が5000円分もらえました。

ダイナックの60周年記念キャンペーンということで、多くのインスタグラムユーザーの集客に成功したこのキャンペーン。60周年記念ではクイズなどインスタグラム以外でもキャンペーンを行っていたので、話題性もありました。

あなたの自社インスタグラムアカウントでも、自社飲食店の創立記念を祝って自社飲食店のメニューの投稿キャンペーンを行えば、通常より多くの集客を見込めます。また社内にリソースがあれば複数のキャンペーンを併用して、相乗効果で集客することも可能です。

まとめ

今回は飲食店のインスタグラムハッシュタグキャンペーン事例10個を、実際の活用のコツといっしょにご紹介してきました。

投票形式のキャンペーンや他社とのタイアップなど、インスタグラムハッシュタグキャンペーンにもさまざまな種類があるのがお分かりいただけたと思います。現在でもたくさんの企業がインスタグラムハッシュタグキャンペーンを開催しています。時間があるならば実際に他社のインスタグラムハッシュタグキャンペーンに参加してみて、「企業が何を狙ってキャンペーンを開催しているか、そして自社ではどう活かせるか」を考えるのも参考になります。

ぜひインスタグラムハッシュタグキャンペーンを活用して、あなたのインスタグラムアカウントで集客を成功させてくださいね。


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