運用担当者必見!フォロワーに嫌われるインスタグラム投稿の特徴9選

InstagramやtwitterなどSNSを運用していく上で避けて通れないのがフォロワー数。最近の企業はさまざまなSNSを運用しており、フォロワー数をKPIのひとつとして設定しているケースも多いでしょう。

フォロワー数が増えると喜び、減ると悲しい気持ちになることもあります。

このフォロワーの増減にはある程度の理由があり、長く続けている人ほどフォロワーがなぜ減るのかも感覚的にわかってきます。今回はフォロワーが減る原因9つをご紹介します。Instagramを運用する上でぜひ参考にしてみてくださいね。

「ダメ」のポーズをする人のイラスト(女性)

同じような写真を連続投稿をしている

Instagramを利用していると不快に感じるのは同じ人の投稿が何度もフィードに流れてくること。特に似たような写真ばかりを多数投稿して、フィードが占領されてしまうと嫌われる原因になってしまいます。Instagramは気軽に投稿することができますが、だからといって何度も何度も同じようなことを投稿するのは好ましくありません。

何度も連続で投稿しているアカウントでも内容が毎回面白かったり、写真が毎回違ったりすると好まれるケースもあるようです。しかし、似たような写真ばかりの投稿は嫌われる原因になるよう。

例えば風景や植物の写真ばかりが連続で流れてきたらどうでしょう? あまり大きな違いもない写真のため、飽きてしまいますよね。
また料理写真でも肉やラーメンの写真ばかりが連続で流れてきたら、胃もたれしそうじゃありませんか?
それからカップルで撮った写真ばかりが連続、しかも同じような構図で…となると嫌われそうなものですよね。

こうした投稿が続くと見ている人にストレスがたまり、フォローを外す原因にもなります。
このように運用している企業アカウントも見受けられますので、注意したいところ。もちろん、好きな人にとっては何十枚だって連続で平気! という人もいます。しかし、多くの人は5回以上の連続投稿で違和感を感じ、10回以上の連続投稿でストレスを感じるようなので、注意しましょう。

投稿内容と関係ないハッシュタグをつけている

ハッシュタグ

適切なハッシュタグであれば、有効なフックになりますし、見ている人にとっても有益な情報でしょう。

ところが、投稿と関係ないハッシュタグをつけているのを見かけませんか? おそらくフックを増やし、リーチを増やしたいのだと思いますが、ハッシュタグから検索している人にとっては邪魔でしかありません。
検索する側はもちろん、投稿する側も自分の投稿を不特定多数の人に見てもらえるというメリットがありますが、使いすぎることでうっとうしがられるケースも。

ハッシュタグの基本は、投稿内容に沿ったもの。クリティカルにハマるハッシュタグですでに投稿数がある程度多いハッシュタグに投稿を行うことで、ハッシュタグから検索してたどり着いてくれる人も増加します。こうした人はもとからそのハッシュタグの事柄に興味がある人なので、きちんとした運用を行っていれば新たなファンを獲得できることでしょう。

ハッシュタグをつけることで見に来てくれる人は増加します。そのため、ハッシュタグをつけるときはより質の高い投稿が求められるのです。せっかく見に来てくれても、内容がいまいちだったり、なんか投稿があざとかったりするとフォローせず、いいねせず、すぐに離脱されてしまいます。人をとどめておける投稿内容を心がけましょう。

自撮りが多い

スマホで自撮り中の彼女のフリー画像

企業アカウントではあまり見かけませんが、女性のアカウントでよく見られるのが自撮り。もちろん、自撮りを見に来ている人や美容系のインフルエンサーであれば良いでしょう。しかし、自撮りを載せ、ご飯を食べに来た、といわれても肝心のご飯がほとんど写っていない…なんてことも。また、同じポーズだったり、同じシチュエーションだったり、同じポーズ・角度だったりするとみている側も変化がなく楽しくありません。

投稿の世界観を守るのは大切ですが、変化をつけることも大事です。世界観を守った上で変化をつけた写真を投稿していくのがよいでしょう。

もちろん、同じ構図で撮影し続けることで世界観が醸成されるケースもあります。しかし、同じ構図の写真であっても中身が違ったりして見ていて変化がわかる楽しいものは人気ですよね。料理の写真でも真俯瞰にこだわり、真俯瞰の料理写真だけを投稿している人がいます。同じ真俯瞰という構図であっても、撮影している料理が毎回ことなるので、人気を集めているのです。構図は同じでも中身が違う写真はきちんと世界観が醸成され、見ている人を楽しませることができます。同じ構図の写真でまとめたアカウントを運用したい場合は、中身の変化に気をつけましょう。

写真のみで投稿文がない

Instagramのメインはあくまで写真です。だからといって、写真だけで本文(=キャプション)も何もない投稿は見ていても楽しくありません。なんでその写真を撮影したのか? どんな気持ちだったのか? どんなシチュエーションなのか? をキャプションで補足してあげることが大事。
一言を添えることで見ている人が理解しやすくなるので、企業アカウントを運用していく場合、写真とともに重要なのがキャプションです。

面倒で手間がかかる部分ではありますが、しっかりとした本文(=キャプション)を添えるようにしましょう。キャプションで面白さや人柄をうまく表現できれば、写真以外の部分でファンがつくこともあるでしょう。多くのファンを獲得していく上で、きちんとしたキャプションは欠かせません。

キャプションを投稿する際は文章が長くなりすぎないように注意し、わかりやすく簡単な文を書くことを心がけるとよいでしょう。ビジネス文章を書いても読まれません。普段使うような言葉遣いで、わかりやすく、柔らかな雰囲気で書くことで読んでくれる人も増えるでしょう。

ハッシュタグを使いすぎている

ハッシュタグを過剰につかった投稿を見かけませんか? 後半長々とハッシュタグがついている投稿です。過剰なハッシュタグは見ているユーザーから嫌われることもあるそうです。
その理由として挙げられるのは「アピールがあざとい」「内容と関係ない」といったもの。Instagramではハッシュタグの上限が設けられており、30個以上のハッシュタグをつけると投稿文が真っ白になり、読むことができません。そのため、過剰すぎるほどハッシュタグをつけることはできません。しかし、それでも30個近くハッシュタグがついているとちょっとうざったくありませんか?

ハッシュタグの基本はスリムでコンパクト。短いものにするのがよいでしょう。検索する際もあまりに長いハッシュタグだと検索されにくくなります。ストレートでコンパクトに伝えられるハッシュタグをつけるのがよいでしょう。

写真に関係している内容で、確かにあると良いのかもしれませんが、ハッシュタグは少しスリム化して厳選していく必要がありそうです。

画質が粗い写真をアップしている

Instagramの主役はなんといってもやはり写真。写真の撮影や加工に手を抜いているものはユーザーが離れてしまいます。Instagramの写真は正方形(1:1、スクエア)の場合、1080px×1080pxが最適だとされています。これ以上の場合は写真が圧縮され、汚くなる可能性がありますし、これ以下の場合は引き延ばされ洗い写真になってしまいます。
可能ならきちんと加工し、適正サイズでアップすることが良いでしょう。

なかには写真に対する知識があまりなく、驚くほど汚い(粗い)写真をアップしているアカウントもあります。そういった写真をフォローし続けたいと思うでしょうか? 写真がメインに表示されるSNSだからこそ、写真の質にはしっかりとこだわりましょう。

パソコンなどで写真の加工ができない、という場合はInstagram用のアプリケーションがさまざま出ています。写真を適正サイズにトリミングしてくれるものなども無料でリリースされているので、こうしたアプリも活用し、キレイな写真を投稿すると良いでしょう。

コメントの返信をしない

SNSだからこそ、双方向でのやりとりが重要です。読んでくれたユーザーがコメントを残してくれたのに、きちんと返信をしていないのはもったいないこと。せっかく興味を持ってくれたのですから、ファンになってもらい、フォローしてもらった方が良いでしょう。ユーザーのなかにはコメントの返信がないことで「無視された」と感じる人もいるので、コメントへの返信は重要です。

また、投稿に対するコメントをダイレクトメッセージ(=DM)でもらう場合もありますよね。ダイレクトメッセージの返信もきちんと行いましょう。その際の返信内容は「Webサイトもぜひご覧ください」のような一言ではなく、きちんとした内容が求められます。

企業アカウントとはいえ、ユーザーは企業に「人間らしさ」を求めているもの。だからこそビジネスライクな返信ではなく、人間らしい返信を心がけると良いでしょう。しかし、あくまで企業アカウントなのである程度の線引きは大切です。濃いファンを獲得するために積極的にコメント・ダイレクトメッセージの返信を行い、SNSでのコミュニケーションを活発化しましょう。

投稿文が長すぎる

写真がメインでシンプルにやりとりができるInstagramなのに、PRしたい内容が多いからと長文の説明文を書いている企業アカウントをよく見かけます。たしかにキャプションはしっかりと書いた方が良いですし、内容を伝えるには長くなってしまうかもしれません。

しかし、長すぎるキャプションは読む気がしませんし、フィードに表示されるときには「続きを読む」となっていて、うっかり「続きを読む」を押すとずらずらと長く伸びて、次のポストをなかなか見ることができないので、ストレスがたまります。せっかく見てくれたユーザーにストレスを溜めてしまうと、フォロー解除の原因にもなりかねないので、簡潔な文章で伝えるようにしましょう。

きっと長々と書かなくとも、簡潔に伝えられる言葉があるはずです。どうしても伝えられないのなら自社ホームページへの誘導も検討するなど、Instagramに投稿する際は文章量をある程度コンパクトにすることを心がけましょう。

Instagramは写真がメインのSNSです。Instagramの特性を理解した上で投稿を練った方がいいですね。

ハッシュタグで文章をつくる

たまにポストでハッシュタグで文章を作っているのを見かけませんか? 例えば「#今日 は #東京 に #旅行 に来てます。これから#カフェ でお茶してから #買い物 に行きます! #夜は同窓会 #とても楽しみ !」みたいな投稿は読んでいる人はどう感じるでしょうか?

ハッシュタグを使うと多くの人にリーチすることができます。しかし、これは誤ったハッシュタグの使い方です。流行っているから、他の人がやっているから、と安易に利用するのではなく、きちんと定めたルールに則って運用すると良いでしょう。

特に女性はこうしたハッシュタグの使い方を嫌う傾向にあるようです。Instagramのメインユーザー層である女性から嫌われてしまうとPR効果も半減してしまいます。ハッシュタグはきちんと使いましょう。

また、ハッシュタグを使う際はアクセス解析ソフトなどを導入し、どのハッシュタグからどのくらいの流入があり、どのくらいの反応があるのかをチェックすることも大切です。より効果的なハッシュタグが見つかるかもしれませんし、不要なハッシュタグは外すことで投稿をシンプル・スリムにすることもできます。

まとめ

このほかネガティブな投稿を繰り返す、フォロワーを不快にさせる写真などの投稿は絶対NG。誰が見ても楽しいと感じ、届けたい人に届けられる宣伝効果の高い投稿を心がけていきましょう。

Instagramは双方向の利用が可能なコミュニケーションツール。だからこそ、お互いに礼儀を尽くしたコミュニケーションをとることが肝心です。コミュニケーションはコメントやいいねだけではありません。写真やキャプションの投稿もコミュニケーションのひとつなのです。

人が不快に思うポイントを把握し、不快に思われない投稿をしていきましょう。


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