インスタグラム広告の費用と効果

Instagram広告は最低100円から出稿できるとても手軽な広告です。日本国内でもアクティブユーザーは3,300万人、全世界だと10億人もいるので、多くの人にリーチできます。これからInstagram広告を検討している企業も多いのではないでしょうか?

Instagramにはどのような広告があり、費用対効果はどのくらいなのでしょうか?

今回はInstagram広告の効果について詳しくご説明いたします。

インスタグラム広告の費用と効果

1.インスタグラム広告とは?

Instagramの広告は、ユーザーのホーム画面(タイムライン)に表示させられたり、「ストーリーズ」にでスワイプすると表示できるものなど全部で6種類あります。どこ広告も詳細に「ターゲティング」を行うことが可能。不特定多数にたくさん表示されるのではなく、狙った人にだけ広告を届けられるというのも特徴です。

Instagramを運営するFacebookの広告で活用してきたターゲティング機能を利用しているため、Facebook広告を出稿したことがある企業なら、そのターゲティング精度の高さをご存じのことでしょう。想像以上に細かくターゲットを設定でき、居住地、年齢、性別をはじめ、個人の趣味や趣向、さらに職業、年収といったことまで設定可能です。

Facebookが所有しているデータを使用してターゲティングを行っているほか、提携するデータ分析会社のターゲティング情報も活用することで、収入や資産の情報なども設定できるのです。

自社製品・サービスのPRを行うのなら、すべての年齢に届けるというケースは少ないかと思います。だいたいは年齢や性別などを含め、ペルソナを設定し、その人に届くよう広告を展開しているでしょう。ペルソナにマッチするターゲットに届けるために、精緻なターゲティングは不可欠です。
Instagramは細かなターゲティングができ、広告費用を無駄にすることなくユーザー広告を表示できる点が優れています。

次にInstagramに出稿できる6種類の広告を見ていきましょう。

写真広告

これは写真1枚とキャプション(説明文)を表示可能な広告で、「正方形」「長方形(横・縦)」の合計3種類のフォーマットで出稿できます。写真広告はタイムラインに表示される仕組みとなっており、通常の投稿のように表示されるので、ユーザー側も違和感を感じないというメリットがあります。
広告にはCTA(Call To Action)ボタンを設置可能で、自社サイトへ誘導したり、アプリをインストールさせたりと、広告を見たユーザーの行動を促しやすいのが特徴です。

Instagram 写真広告
【Instagram Business】公式サイトより

動画広告

動画(1本)とキャプションで表示する広告で、「正方形」「横長」のフォーマットが用意されています。写真と比較すると、動きのある広告となるので、写真だけでは伝わらない魅力を伝える時に利用されています。

Instagram 動画広告
【Instagram Business】公式サイトより

カルーセル広告

ここまでは1枚の写真・動画でしたが、複数の写真・動画とキャプションを表示させられるのがカルーセル広告です。1枚の写真や1本の動画だけでは伝えきれない情報ってありますよね。たとえばECサイトで販売している商品のバリエーションを見せたい場合などは1枚よりも複数枚の写真を表示させた方が効果的です。
写真フォーマットは正方形のみとなっているので、縦長でなければ魅力が伝わらない場合は不向きな点に注意が必要です。

Instagram カルーセル広告
【Instagram Business】公式サイトより

ストーリーズ広告

世界で日間4億人強が利用するInstagramの人気機能ストーリーズにも広告出稿可能。写真・動画のいずれかを出稿できます。右に右にスワイプしていくと、フォローしている人以外の投稿として広告が表示されるので、リーチが多いのが特徴。フォーマットは基本的に縦長の全画面となっており、縦長の全画面を活かした迫力ある写真・動画を見せたいときに向いている広告です。
ただし、すぐにスワイプされる可能性も高いので、見てもらえるようクリエイティブにはより力を入れる必要があります。

Instagram ストーリーズ広告
【Instagram Business】公式サイトより

コレクション広告

1枚のメイン画像の下に、小さな画像を2列組で表示できるのがコレクション広告です。カタログのように見せられるので、モデル入りのコーディネート写真をメインで紹介し、着用している衣服や小物を小さな写真クローズアップして紹介するといった表示方法が向いています。

Instagram コレクション広告
【Instagram Business】公式サイトより

インスタントエクスペリエンス広告

インスタントエクスペリエンス広告は、スマートフォン向けフルスクリーン表示のランディングページ用テンプレートのこと。InstagramユーザーはInstagram外への遷移を嫌う傾向にあるので、Instagram内に用意されたランディングページというイメージです。しっかりと伝えたいのであれば、インスタントエクスペリエンス広告が向いています。

2.インスタグラム広告の費用相場

では、Instagramの広告に必要な費用はどのくらいなのでしょうか? 相場を見ていきましょう。

Instagram広告は1日100円から運用できます。月額にすると3,000円ですね。従来の広告単価から考えるととても安い価格設定となっています。しかし、1日100円ではあまり広告効果がありません。そのため、広告費は最低でも1日1,000円程度が理想的。月額にすると3万円からというのが基本になるでしょう。

この費用はあくまで自分で運用する場合で、代理店などに依頼する場合はもう少し費用が必要となります。

Instagram広告の代理店に依頼すると、広告費の20%程度がオンされると考えた方が良いでしょう。月間3万円なら(ほとんど引き受けてくれるところはありませんが…)6,000円の運用依頼料が必要となります。代理店に依頼する場合は3万6,000円が月間の広告費用ということになりますね。
実際に代理店に依頼する場合は「●万円以下●円」、「●万円以上●%」と設定されている場合が多いので、代理店に依頼する場合はしっかりと相談を。

一例を挙げると、インターネット上でInstagram広告運用代行の会社では「25万円以上20%、25万円未満5万円」や「一律20%(30万円以上)」、「100万円以上15%、100万円未満20%」となっています(2019年6月調べ)。広告素材を制作する場合は別途費用が必要となります。

広告の運用は費用がかかっても、プロである代理店に依頼した方が無駄が少ないでしょう。大規模なプロモーションであればあるほど、代理店への依頼を検討してみてはいかがでしょうか?

3.インスタグラム広告の課金方法

では、Instagram広告はどこに費用がかかるのでしょうか? 広告表示された時点なのか、クリックされた時点なのか、はたまた両方なのか? ここからはInstagram広告の課金方法4つを見ていきましょう。

CPM(インプレッション数によって課金されるタイプ)

表示回数で課金されるタイプの広告がCPM。広告が1,000回表示された段階で費用が発生するのが特徴で、クリックされなくても良いから、ブランドのイメージ付けを行いたい、認知を拡大させたいという場合はこちらが有効です。

CPMはクリックされても費用が発生しません。WEB広告のなかにはクリックされることで「●円」と設定されているものも多いですが、表示回数に対して費用が発生するCPMは表示に対してなので、クリックされやすい広告を制作した場合は、低価格で自社ページへ誘導することができます。

費用は1リーチあたり0.5円~1円程度。最低の1,000リーチなら500円~1,000円ほどの費用が目安となります。単価はジャンルや選択したターゲットによって異なります。

CPC(クリックされると課金されるタイプ)

CPMとは反対に、クリックされたときに費用が発生するのがCPC。WEBサイトへ誘導するのが目的の場合はとても有効な広告タイプです。表示されるだけなら費用が発生しないので、自社の商品・サービスの認知拡大にも役立つでしょう。
ただし、クリックされないような広告だと掲載が取り消されるので、あくまでクリックを目的とした広告にしか使用できません。

ジャンルにも寄りますが、費用は1クリックあたり40円から100円程度が目安となります。

CPI(アプリがインストールされると課金されるタイプ)

スマートフォンアプリのインストールを促すなら、CPIを使います。アプリがインストールされたときに課金される広告で、スマホ向けアプリ配信に特化した広告です。Instagramはスマートフォンから閲覧しているユーザーが多いので、アプリ広告との相性は非常に良いですよね。

費用は1インストールあたり100円から150円程度が一般的です。

CPV(動画が視聴されると課金されるタイプ)

動画が合計10秒以上またはほとんど再生されると課金されるのがCPV。動画広告に特化した広告で、動画閲覧を促す場合にはとても有効な広告です。
Instagramはタイムラインに表示できる動画広告、ストーリーズに動画を表示できるストーリーズ広告と動画広告は幅広く利用されています。動画PRを行う際は多くの企業がCPVを採用しています。

また、CPMも動画を投稿することが可能。ではなぜCPVを選ぶのでしょうか? 動画は写真と違ってぱっと見だけでは意味がありません。ある程度の長さ再生してもらわなければメッセージが伝わらないものです。だからこそ、表示で課金されるCPMよりも、再生されることで課金されるCPVの方が有効な場合が多いのです。

費用は1再生4円から7円程度が目安です。

 

ずる賢く考えれば広告費用を抑えて、たくさんリーチさせられます。しかし、Instagram広告には厳密なガイドラインが設けられているので、きちんとガイドラインに沿った広告制作を行いましょう。

4.インスタグラム広告の費用対効果を確認するには

Instagram広告とFacebook広告の予算や配信期間にタイするリーチ、クリック数は広告作成段階で確認可能です。ここからはその手順を解説していきます。

4-1.広告配信前に効果を試算する場合

はじめに配信前に効果を試算する方法を見ていきましょう。

まずは広告撮影画面に進みます。Facebook、広告を管理から、広告作成画面に進んでいきます。

facebook広告画面
▲広告マネージャーが起動するので、左側の「+作成する」ボタンをクリックすると、広告作成画面に遷移します。

facebook広告作成画面
▲この画面が表示されない場合は「ガイドツールによる作成に切替」ボタンを押すことで、この画面を表示させられます。まずは配信目的を選択しましょう。

facebook広告画面 1日の推定結果
▲「オーディエンス」「広告予算」「掲載期間」の3点を設定することで、見込まれる効果が自動的に試算されます。設定を変えていくことで、リアルタイムに効果が反映されていくので、もっとも効果が得やすいよう調整を行いましょう。

「オーディエンス設定」では国、地域、年齢、性別、言語などの設定を行います。
「広告予算」では、「掲載期間」や1日の予算を設定可能です。

4-2.配信済み広告の効果を確認する場合

出稿した広告を確認するには、Facebook広告マネージャーの「広告セット」や「広告」タブで確認できます。
facebook広告画面

配信した広告セットや広告クリエイティブごとに結果を確認できるので、詳細な成果を見られます。
予算、リーチ、クリック、単価などから費用対効果を算出できるので、次回広告出稿時に活かしていきましょう。

5.インスタグラム広告で効果を出すコツ

では最後に広告出稿のコツを3つご紹介いたします。

5-1.ターゲットを明確にする

まず必要なのはターゲットを明確にすることです。Instagram広告、Facebook広告はターゲットを詳細に設定することで効果を発揮します。だからこそ、全世界の全年齢に見てほしいという広告設定ではなく、日本に住む18歳から29歳の女性に見てほしい、趣味趣向など詳細なペルソナの設定が重要です。

5-2.クリエイティブ制作に力を入れる

見ているユーザーが思わず手を止めてしまうような広告制作ができたら、少ない費用であっても多くの効果を得られます。広告の作り込みはスクロールやスワイプされやすいInstagramにおいてとても重要です。

5-3.効果測定し、PDCAサイクルを回す

広告は出稿して終わりではありません。しっかりと効果測定し、次回の広告出稿に活かしていきましょう。広告出稿後もターゲットなどを詳細に決めていけるので、フレキシブルな運用を行うと良いでしょう。

まとめ

広告出稿は無料では行えません。費用が必要だからこそ、最大限の効果を得たいもの。
どのような広告がターゲットに響きやすいのか? そもそもターゲットはどんな人なのか? を考え、効果的に広告運用を行っていきましょう。


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