写真撮影・構図のコツ!視線を意識した構図がカギ

写真がワンランクアップする構図のコツ!視線を意識した構図がカギ構図を作るときは見る人の視線を意識してみましょう。人の視線を意識した構図を作れれば、見せたいものを見てもらうことができます。視線の誘導には余白を用いたり、小物で指し示したり、方向を意識したレイアウトを作ったりなどさまざまなテクニックがあります。

こうしたテクニックは知らず知らずの間に使われています。人はどのようなものに目が行き、どのように見るのかということを知っておくのは非常に重要。今回は人の視線を誘導する構図をご紹介いたします。

構図は組み合わせて

構図は組み合わせて
photo by kayoko

2、3個の構図を組み合わせて使うのが構図の正しい使い方。構図を組み合わせると円形や直線、三角形がひとつの画面に揃うことは珍しくありません。なかでも円形(ラウンド)と直線を組み合わせたパターンは頻出します。複数の構図を重ね合わせることで、被写体がより際だった見えるのです。ただし、使い方には要注意。直線と曲線のバランスが乱れると、一気に何が主役かわからなくなります。カメラを覗きながら、主役が目立つよう微調整しながらセッティングを行いましょう。

作例では箸が映り込んでいませんが、こうした麺類の撮影を行うときは大抵箸もセットで撮影するはずです。器は丸いことが多いので、必然的にラウンド構図と直線が入り乱れることになります。箸をどのように置くか、というのが全体のバランスを決定づけるといっても過言ではないので、箸の位置に注意しましょう。例えば画面を横切るように箸を置くと、画面がそこで区切られたように感じてしまいます。すると、画面中央に麺類が映っていたとしても、なんだかズレて見えてしまうのです。このようにラインを構成する小物の配置には神経を使います。目視ではわからないことも多いので、カメラ越しに覗いて位置を見極めましょう。

このほか、箸などを載せるときは、人の視線は箸の先を追うように移動します。箸の先に何かを置くとそこに視線が集中するかもしれないので、できるだけ邪魔をしないシンプルな小物を配置するようにしましょう。

余白は爽やか感が出る

余白は爽やか感が出る<
photo by miyuki

余白には画面をすっきりと見せたり、被写体に視線を集中させる効果があります。画面を切り取るとき、あえて余白を多く取る構図は、余白の方が被写体よりも面積が大きくても、被写体の雰囲気や質感を正確に伝えられることもあります。余白を大きく設けるときは、被写体の空間や時間の経過などが感じられる写真に仕上げるとよいでしょう。フードの撮影にはあまり向きませんが、雑貨や家具などを撮影するときは、小物の雰囲気がよりストレートに伝わるシンプルな小物などをセットで撮影すると上手に撮影できます。

作例の電気は天井から吊されているのがスタンダード。その場合は、画面下部に大きな余白を設けると違和感を覚えにくくなります。画面中央に被写体を配置するよりも、上部にあったほうが構成的にもすっきりします。このように被写体によっても余白のとり方は大きく異なるもの。ぜひその被写体に相応しい余白を見つけてみてください。照明を被写体として選ぶ場合は、光を使って時間経過を表現するのもオススメ。電気が消えている状態であっても、窓から夕日が差し込んでいたら「そろそろつける時間かな?」というメッセージを伝えられます。

このほか、植物なども余白を設けた方が美しく見える代表格です。花瓶に花を挿して撮影する場合は、花瓶に反射する光や花瓶の周りの空間など、ディティールがはっきりとするように撮影しましょう。特に夏の植物を撮影するときは、花瓶を透明なガラスにするなどすると、清涼感ある写真が撮れます。

方向を意識

方向を意識
photo by Hiroki Akao

すーっと遠くまで伸びているものの先をついつい見てしまうことはありませんか? 人間の視線は方向を指定してあげるとその方向に向くようにできています。さまざまなご紹介してきた「構図」というのは見せたい被写体や脇役の小物、背景が持っているラインを法則化したもの。そのため、基本的には被写体がどのようなラインを持っているのかを読み解き、それに相応しい構図を選択します。

作例の被写体は先まで伸びている道。この道の先にはついつい視線がいってしまいます。被写体が強烈なラインを持っている場合は、そのラインを活かしたシンプルな構図で撮影するのがオススメです。作例のように道のちょうど中央に立つことができるなら、空を広く入れて、どこまでも延びる道を表現するのがオススメ。画面に占める地面の割合が大きいと、暗いイメージになってしまうので、空という何もない空間の面積を広くしてあげましょう。

ラインを読み解けるようになれば、どんな被写体であっても安定した写真を撮影できます。ラインを意識したコーディネートを行う際は、見せたい主役のラインの周りに、ほかのラインを合わせること。周りが合わせることで主役がより引き立ちます。もしも主役が持つラインと小物のラインがぶつかってしまったり、交差してしまっている場合は小物の配置を工夫するか変更した方が良いでしょう。

鋭利なものは視線誘導に最適

鋭利なものは視線誘導に最適
photo by cocco_is_simplist

不思議なもので人間の視線というのは長細いものや鋭利なものの先端に向いてしまいます。たとえば箸の先に被写体を置いたとするなら、箸の方が目立っていたとしても、そちら側に自然と視線が向いてしまうのです。このように使うアイテムや配置方法によっては視線の誘導が可能です。視線誘導に使えるアイテムといえば、長細い杖だったり、ハサミ、ペン、指先など。見て欲しい方向にこれらの先端を向けると、矢印のような効果を発揮し、自然とそちら側に視線が集中します。

作例ではハサミが映り込んでいますよね。メインはアクセサリーのはずですが、ついついモデルの写真に目が行ってしまいませんか? これは鋭利なハサミの先端がモデルの写真に向いているためです。このように無造作に置かれたような小物であっても、先端を意識すると無意識に視線誘導できてしまうのです。クラフト系の完成品を見せたいときは、あえてクラフトに使った道具を画面内に入れて、長細いもので完成品を指してみてはいかがでしょうか?

人間の視線を追ってしまうもの

人間の視線を追ってしまうもの
photo by 堀江佑佳

人間が視線誘導されるのはまだあって、「人の視線」です。人の視線の先をついつい追ってしまったことはありませんか? 人が持つ、他人が見ている視線の先をなぜか追ってしまう心理を利用して視線誘導を行うことができます。たとえばモデル入りの写真を撮影する場合、モデルの視線の先に本当に見せたい被写体を配置すると自然に被写体に視線が集中します。

作例ではモデルが塔を見ている写真です。この写真単体でも塔にしか目が行きませんが、モデルを入れることでより明確に視線を誘導しています。もちろん、がっちりそれを見ていると不自然になるので、あくまで自然に見ている、というコーディネートが重要です。この場合のモデルはさりげなさが非常に求められるので、そのように指示をしましょう。

まとめ

視線を誘導することで、見てもらいたいものに着目してもらうことができます。どのテクニックも簡単なものなので、まずは実践してみてください。


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