TikTokは、10～20代の若年層を中心に、幅広い年代層に人気のあるSNSです。その為一般ユーザーだけでなく、ビジネス効果も期待できるとして企業アカウントも増えつつあります。
「フォロワーや再生数を増やしたい」「効率的な運用方法がわからない」など、TikTokを始めたものの、効果的に運用できずに悩む方も多いのではないでしょうか。
この記事では、TikTokでフォロワー獲得のために意識するべきことを紹介しますので、参考にしてみてください。
TikTokとは
15秒～180秒ほどのショートムービーを投稿、シェアできるSNSです。
TikTok最大の特徴は、誰でも簡単にクオリティの高い動画を、手軽に作成することができるという点です。
アプリ内で動画の作成～投稿まで行えるので投稿する側の敷居が低く、毎日大量の動画がアップロードされます。見る側も日々供給される膨大なコンテンツを、短尺動画であるため飽きることなく視聴することが可能です。
歌に合わせて踊っている動画、雑学を紹介する動画、ペットの動画など、ジャンルは非常に多岐に渡ります。
TikTokでフォロワーを増やすメリット
まず第一に、投稿を多くの人に見てもらうことができます。
フォロワーや再生数、コメント数が増えることで、フォローしていない人のおすすめ欄にも出る機会が増えます。
おすすめに表示されるようになると爆発的に再生数を伸ばすことが期待でき、更なるフォロワーを獲得、といった好循環へつながります。
次に、影響力が大きくなるという点です。
TikTokの宣伝効果は凄まじく、フォロワー数の多い「インフルエンサー」と呼ばれる人々が紹介した商品は瞬く間に売り切れになるほど、高い影響があります。
フォロワー数が多ければ多いほど、より効果的に宣伝を広めることができ、効率的にアピールすることができます。
これらのことから、TikTokを効果的に運用するためにはフォロワーの獲得が必要不可欠、ということになります。
TikTokのフォロワーを増やす15のポイント
TikTokのフォロワーを増やすために意識するべきポイントを15個、紹介します。
見ている人が思わずフォローしたくなるような、魅力的なアカウントへ育てましょう。
1.ターゲットを明確にする
幅広い年代層が見ているとはいえ、ターゲットを定めず投稿し続けることは得策ではありません。
ターゲットを絞ることで、投稿に共感したユーザーがそのアカウントの別の動画を見に行き、拡散やフォローするといった効果を期待できます。
2.アカウント開設後すぐに動画を投稿
実はアカウント開設直後の一定期間は再生数が伸びやすいといわれており、非常に重要な期間となります。
これはあくまで噂の範疇ではあり非公式の情報ではありますが、TikTokを日常的に使用しているインフルエンサー達が体感しているほどなので、少なからずそういった仕組みがあるようです。
アカウント作成後のスタートダッシュは、特にクオリティの高い動画を高頻度に投稿してみましょう。
3.TikTokのおすすめに載ることを意識
おすすめに動画が紹介されると不特定多数の視聴者が一気に流入してくるため、再生数やフォロワーが稼ぎやすくなります。
おすすめに表示されやすい動画は、流行りのハッシュタグであったり、ためになる雑学などの情報発信系であることが多いです。
自分でも頻繁におすすめ動画をチェックし、人気の動画を参考にしてみましょう。
4.定期的に投稿を実施
定期的な投稿をすることでフォロー外の人の目にも止まりやすくなり、当然フォロワー獲得へつながります。また、信頼度があがることで、フォローしてくれたひとがフォローを解除することを防ぐことができます。
ここで気を付けなくてはいけないのが、「高い更新頻度」且つ「動画のクオリティが下がらない」ことを意識しなくてはいけません。
せっかく毎日投稿していてもネタ切れになると途端にフォロワーは去っていきます。無理して毎日行うより、週1で高品質な動画を投稿するほうがフォロワーは増えます。
5.適切なハッシュタグをつける
ハッシュタグをつけることで、そのハッシュタグを検索した人に視聴してもらうことができます。
逆に何もつけないと、おすすめに紹介されない限り再生数はほぼ伸びません。かといって、多くつければいいというわけではありません。
目安として、ハッシュタグの数は4つが最も効果的であるとされています。
一度投稿してしまうとハッシュタグの編集はできないため、人気のハッシュタグを使うなど事前に決めておきましょう。
6.トレンドのBGMをつける
TikTokでは好きな音楽をBGMにして動画にのせることができるため、流行りのBGMは多く再生される傾向になります。
おすすめでよく流れているBGMを確認し、ハッシュタグにも曲名をいれることで再生数が伸びやすくなります。
7.シリーズ化したり動画を分割したりして投稿
動画を前半、後半にわけたりシリーズ化することで、「続きが気になる、見逃したくない！」と感じた視聴者がフォローしてくれるようになります。
フォローするほど興味を持ってくれたユーザーは過去の動画も遡ってくれるため、あえて動画を分割することで全体の再生数を伸ばすことができます。
8.次の動画を見たいと思わせる構成
動画を分割する際は、必ず動画の最後で続きがある旨を伝えましょう。シリーズものである場合は、その動画が何番目であるかがわかるようにすれば、興味を持ったユーザーが1から見直してくれやすくなります。
オチを次の動画をに持っていく構成を意識することで、前後の動画も再生してもらえるという期待ができます。
9.投稿に統一感を持たせる
動画に共感したユーザーが他の類似動画を見たくてプロフィールにアクセスしたとして、そこにまったくテーマの異なる動画が投稿されていた場合、「一体何のアカウントなの？」と混乱させてしまうかもしれません。
フォローする人はそのアカウントに対して、これからもこういう動画が見たい、という期待をもってフォローします。
舞台を統一する、キャラを統一する、化粧動画なら化粧動画で統一するなど、一貫性をもった投稿を心がけましょう。
10.動画に真似したくなる要素を入れる
再生数が非常に多い、いわゆるバズっている動画を真似して投稿してみましょう。バズった動画というのはユーザーにとって馴染みのあるネタで、それを真似することで注目度をあげることができます。
11.ユーザーとコミュニケーションを取る
コメントに対して動画内で返事をする、ユーザーからのリクエストを受け付けるといったコミュニケーションは、フォロワーの獲得にかなり有効です。単純にコメント数の増加を狙うこともできます。
「次の動画で自分のコメントが動画に採用されるかもしれない」という期待から更新を楽しみにしてくれるフォロワーの増加が期待できます。
また、投稿者と視聴者の距離感が近くなることで親近感がわき、ファンを獲得することへもつながります。
12.トレンドを入れた動画を投稿
トレンドのBGMをつけるのは先述の通りですが、流行りのハッシュタグ、ネタ、話題を常にサーチしましょう。
トレンドを取り入れた動画というのは、それだけでおすすめに表示されやすくなります。
13.TwitterやInstagramなど他のSNSでもTikTokアカウントを宣伝
他SNSのアカウントを作成することで、宣伝効果を広げることができます。
TikTokを投稿したタイミングで別SNSに「投稿しました！」といった文言と動画のURLを記載しいましょう。
そうすることで新しい視聴者を獲得することが期待できるほか、投稿に気づいていなかったフォロワーが気づいてくれる可能性もあります。
14.投稿の時間を工夫する
通勤、通学の朝の時間帯や、夜の落ち着いた時間帯にアップロードされた動画はおすすめに表示されやすいです。
特に19時～22時はゴールデンタイムと呼ばれ、もっとも再生数を稼ぎやすい時間帯になります。基本的に視聴者の多い時間帯を狙って投稿しましょう。
15.プロフィールにどのような情報を発信していくかを記載
プロフィールはそのアカウントの名刺、顔のような役割を果たします。
あなたが何者で、どんなテーマで投稿しているのかを具体的、且つシンプルにまとめましょう。
企業がTikTok を運用する際に気を付けるべきポイント
拡散力の高いTikTokで広告を打ち出すことで認知を広めることができ、売上の貢献につなげることができます。
しかしその反面、ルールを守らない投稿を続けてしまうとペナルティを受けたり、ユーザーから反感を買う場合があります。炎上するとTikTok内だけでは収まらず、場合によっては訴訟へつながる事案もあるため、下記の4点を注意してください。
1.シャドウバンされないように気を付ける
シャドウバンとは、TikTok運営が投稿者に対して通知無しで行う利用制限ぺナルティです。
シャドウバンされたアカウントの投稿は一切おすすめには表示されません。したがっていいねや再生数が激減します。
原因としてはR18コンテンツの投稿やフォロワーの購入など、TikTokの利用規約に違反する使い方をすることで不適切なアカウントと認識され、シャドウバンされてしまいます。
2.投稿頻度のペースを落とさない
一般ユーザーと同じく、企業アカウントにもクオリティが下がらない動画の高頻度更新を求められます。
トレンドは日々移り変わっていくため、トレンドに合わせた動画を投稿するためにも頻繁に投稿は行いましょう。
3.過激な動画は投稿をしない
台本が存在するとしても、動画内で他人をいじめたり悪口を言うなどのネガティブな動画はウケが良くありません。シャドウバンの対象になるどころか訴訟問題へ発展する可能性もあります。
企業アカウントの場合、他社の商品を必要以上に乏しめたり、コンプライアンスに違反するような動画は投稿しないように気を付けましょう。
4.プライバシーに注意
企業アカウントの場合、プライバシーに関してはより厳しく管理しましょう。
出演する人に許可を取ることはもちろん、通行人の顔が映らないように編集しましょう。
SNSが蔓延するこのご時世、何が原因で炎上するかわかりません。万が一にでも炎上してしまうと、それだけで企業のイメージに大きな傷がついてしまいます。
他人のプライバシー問題に関しては、気をつけすぎて損することはないため、徹底して意識しましょう。
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