全世界で8億を超える人々が利用しているInstagram。
更に年々利用者数が増えていることからビジネスの戦略として導入している企業も少なくありません。
2017年に流行語大賞として受賞した「インスタ映え」というキーワードは衰え知らず。
企業が提供するサービスをInstagramを通じて消費者に一斉に伝わるという点からも便利なツールの1つとして認知されています。
基本的に一般アカウントと企業用アカウントという概念がないため、CMや広告のような違和感なく、日常生活に馴染んだ形で自社の商品やサービスを宣伝できるのも特徴の1つです。
今回は、そんなInstagram関連の用語解説にスポットをあてて紹介していきます。
Instagramの主な特徴
Instagramは、インターネット上で人々と交流できるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に分類されます。
SNSの中には、TwitterやFacebookなど有名処がありますが、Instagramは自身の近況やブログ形式で発信することよりも、「写真や動画」を発信することに特化しています。
おしゃれなカフェでのコーヒータイム、フレンチレストランでの料理の写真や動画を簡単にアップロードできるツールです。テキスト形式がメインのSNSとは違い、写真や動画がメインという点がInstagram人気の理由です。
そのため、企業としても自社の商品やサービスを手軽に宣伝できるのです。
Instagramの特徴1. 写真や動画がメイン
Instagramの特徴2. シンプルな操作性
Instagramの特徴3. 企業用アカウントでも運用しやすい
主に中小企業では、インターネット上で発信するということから、ハードルが高く見られるSNSの運用ですが、ホームページ制作のような面倒な知識は一切必要がないのも強みです。
操作のみ覚えてしまえば、ブログ感覚でアカウントを運用可能です。
Instagram関連の用語解説。これさえ押さえておけば大丈夫!
Instagramを導入する際には、どのSNSを利用する際にもアカウントを取得する必要がありますが、Instagramも同様です。
便利なツールではあるものの、覚えておかなければいけない用語もありますので、ここでは各用語を解説していきます。ここでは、使用頻度が最も多くなる「プロフィール画面」、「タイムライン画面」の用語を詳しく見ていきましょう。
実際の投稿自体は、操作するボタンが決まってきますのですべてを覚える必要はなく、Instagramがどのようなものかだけ把握しておけば問題ありません。
それでは実際にInstagramの用語について詳しく見ていきましょう。
プロフィール画面
プロフィール画面は、運用するアカウントの状況を示す画面となります。
ユーザーネーム、プロフィール写真、プロフィール欄など、他のユーザーが閲覧する部分を編集できる画面となりますので、アカウントを運用するために使用方法は覚えておかなければいけません。
ただ、実際の操作性についてはシンプルになっていますので、すべてを覚えておく必要はありません。
Instagramを使用するうえで大切な画面となりますので、プロフィール画面について詳しく見ていきましょう。
A.ユーザーネーム
Instagram上のアカウント名、ログインIDです。@と@以下は任意の文字列で設定することができます。後から変更可能なものとなりますが、他のユーザーからも検索される最も重要なものとなります。
企業用アカウントとして使用する場合、企業名であったり、サービス、商品の名称をそのままユーザーネームにすると、他のユーザーからもすぐに見つけてもらうことができます。
B.プロフィール写真
アカウントを運用するうえで2番目に重要といっても過言ではないのがプロフィール写真です。ホーム画面だけでなく他のユーザーに都度表示されるものとなるので、アカウントの第一印象にもかかわる部分です。企業イメージに適した写真を選択することが重要です。
できればプロフィール写真によって他のユーザーが安心して閲覧できるようなものを選択すると良いです。
C.プロフィール欄
自由に設定できるプロフィール欄となりますので、自己紹介やこのアカウントの概要を説明分を入力します。企業のイメージとして押したい部分や商品説明など自由度が高いため、アカウントの運用の目的にマッチした文章にすることが大切です。
「何をしている企業なのか」、「何のサービスや商品を提供しているのか」、「何を目的に運用しているアカウントなのか」、できるだけ詳しい情報を記載することを心掛けましょう。
D.フォロー
他のユーザーの投稿を購読する機能のことです。フォローすることによって投稿(ポスト)がタイムラインに表示されるようになります。他のSNSではTwitterでも使用されるキーワードですが、Instagramでも同様の機能として使用可能です。
フォロー数を増やすことで自アカウントの投稿を多くの人に見てもらえるというわけではありませんが、同業者などの関連アカウントと相互フォロワーしておくと、間接的に投稿を見てもらえる可能性を上げることができます。
E.フォロワー
他のユーザーがこのアカウントをフォローしている数がフォロワーとして表示されます。
企業アカウントとして運用する場合に増やしたいのがこのフォロワーです。
フォロワー数が多ければ多いほど投稿を見てもらえる形となります。
Instagramを使用する中で、フォロワー数を増やしてより多くの人に見てもらうという目標を作っても良いでしょう。
フォロー、フォローについては、1つの画面で確認も可能です。
フォロワータブでは、「フォローする」ボタンより相手のことをフォローすることもできます。
フォローしているユーザーを一覧表示で確認することができますので、自社の商品やサービスを利用しているユーザーの年齢層や性別などある程度を判別することもできます。
プロフィール画面の編集は以下の画面から一括設定可能です。
Instagramでは電話番号またはメールアドレスを設定することでログイン可能ですので、一般的なSNSで必要となるSMS認証も不要です。
タイムライン画面
タイムライン画面については、フォローしているユーザーが投稿した内容が表示され、それを閲覧するというのがメインの画面となります。
投稿に対して「いいね」をしたりコメントをしたり、自アカウントから投稿するボタンもありますので、詳しく見ていきましょう。
投稿や「いいね」については、画面下部に出てくるアイコンから簡単に選択することができるようになっています。
A.タイムライン
フォローしているアカウントの投稿が表示される個所です。
時刻表といった意味合いでタイムラインという呼び名になっていますが、表示順についてはInstagramが自動で判断したオススメ順に表示される形となります。
他のユーザーがどのようなものに興味を持っているのかという視点でみると情報収集のツールとしても使用可能です。
B.ポスト
ポスト(投稿)は、写真や動画、文章を投稿する際に使用する箇所です。
企業用アカウントとして商品やサービスを投稿する際には必ず使用するボタンとなります。
「+」のアイコン表示なので、アカウントに投稿を増やすという意味でとらえると覚えやすいボタンです。
C.お知らせ機能
アカウントをフォローしてくれたユーザーや「いいね」をしてくれたユーザーの一覧を時系列で表示できる機能です。
他のユーザーが興味を示してくれている投稿を判別できるという意味でも使用できます。
「いいね」が集まりやすい投稿には傾向もありますので、「いいね」が付きやすい写真や動画、紹介文を見極められれば、次回以降の投稿の仕方も工夫ができます。
D.いいね
「いいね」は投稿した写真や動画に対して、良いと判断した場合に使用するボタンです。
ハートマークのアイコンになっているので、好意的な意味が強く、コメント不要でボタンを押すのみで相手に伝わるので気軽に使用することができます。
Instagram以外では、TwitterやLineなどでも「いいね」の機能があり、有名処のSNSではほとんど機能として組み込まれているものとなっています。
E.コメント
投稿に対して、自由にコメントできる機能です。
共感の気持ちや思ったことを文字で入力できるため自由度が高い機能となります。
他のユーザーに対してコミュニケーションを取ることができるものとなりますが、その内容は他のユーザーも閲覧するものとなりますので、企業用アカウントからコメントする際には丁寧な文章を心掛けましょう。
F.保存
お気に入りの投稿を保存できる機能です。自分だけが閲覧できる場所へ保存される形となりますので、後から見返したい投稿を貯めておく際に便利です。
SNS上で保存した場合、他のユーザーにもその内容が伝わってしまう機能もある中で、Instagramの保存については、他のユーザーへ伝わりません。
スマートフォンやデジカメのローカルの場所へ写真を保存しておくイメージで使用可能です。
G.キャプション
投稿した画像や動画の補足説明ができるスペースです。
特定のキーワードの頭に#をつけて投稿することによって、他のユーザーからも検索されやすくなりますので、特定の商品や企業名の頭に#を付けることによって、より多くのユーザーから投稿が閲覧できる形となります。
投稿に興味を持ってもらうために、できる限りシンプルで興味の引く補足説明が理想的です。
その他の機能
メインとなる、プロフィール画面やタイムライン画面とは異なり、Instagram特有のその他の機能についても紹介します。
複数の写真や動画をまとめて投稿できる機能や、投稿した内容にタグをつけて関連するアカウントに飛ぶことができる便利な機能もありますので、詳しく見ていきましょう。
ストーリー
通常の投稿は自然に消えることはありませんが、ストーリーの機能を使用することによって24時間で消える写真や動画を投稿することができます。
期間限定でアップロードしたい写真などはストーリー機能を使用すると便利です。
例えば、自社サービスのキャンペーンとしてクーポンコードなどを一時的に発行したい場合などは、ストーリーを使用して一定期間のみ投稿を公開するとスムーズにサービスを提供することができます。
カルーセル機能
Instagramを使用するうえでスムーズに投稿するために知っておきたい機能です。
通常1度の投稿では1枚の写真、1つの動画を投稿する形となりますが、カルーセル機能を使うことによって、1度の投稿で複数の写真や動画を投稿できます。
できるだけカルーセル機能を使いまとめて投稿することによって、他のユーザーも閲覧しやすくなりますので、積極的に使っていきましょう。
タグ付け
タグ付けは、写真や動画内に写っている人やものを示す機能です。
タグとして示している文字列をクリック、またはタップすることによってタグ付けされている関連のアカウントへ移動することができます。
写真や動画によっては、関連企業や取引先のアカウントへ飛ぶことができるタグ付けをしておくと親切な印象を与えることができます。
タグ付けされている画像は以下のような形でも一覧で検索可能です。
自社の商品やサービスの写真を検索してもらいたい場合には、必ずタグ付けをおこないましょう。
ハッシュタグ
#(ハッシュタグ)を特定のキーワードの頭に付けることによって、そのキーワードで投稿されている一覧を表示させることができます。
全ユーザーから検索されるものなので、企業で提供しているサービスや商品にハッシュタグをつけることで、より多くのユーザーに宣伝できます。
シェア
他のSNSとの連動をおこなう機能です。
Facebook、Twitter、Tumblr、Flickr、ameba、ミクシィなどのSNSがメインとなっており、ボタン1つでInstagramと連動をさせることが可能となります。
連動をさせることによって、投稿した写真や動画を連動させたSNSへもアップロードすることが可能です。使っているSNSに1度に同じ内容を投稿したい際に使用すると便利な機能です。複数の操作を一括でできることから時間を短縮できます。
まとめ
Instagram関連の用語について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
シンプルな操作性で写真や動画を簡単に投稿できることに加え、消費者に商品やサービスの良さが伝わりやすいという特徴があるのがInstagramです。
SNS特有のワードは出てくるものの、使用する箇所は決まってきますので、すぐに慣れることができるのもメリットです。
企業用アカウントとして運用することによって、多くの消費者に知ってもらうことができるツールとして導入する企業も増え続けています。
これからInstagramを使い始める場合には、1度に用語を覚える必要はありません。操作性がシンプルなため、何度か投稿するとすぐにマスターできるでしょう。
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