インスタグラム広告の出稿方法を徹底解説

Instagramの投稿を目立たせる方法として、フォロワーを増やすなどがありますが、広告も有効な手法です。フォロー外のユーザーのタイムラインにも表示可能なので、キャンペーンなどを行っている場合、より投稿を拡散させることができます。

このほか、Instagramの広告にはどのようなメリットがあるのでしょうか? また、Instagramの広告にはどのような種類があり、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?
今回の記事では、気になるInstagram広告について解説します。

1.インスタグラム広告のメリット

Instagramでの広告について
facebook公式「Instagramでの広告について」

Instagramの広告のメリットは、フォロー外のユーザーのタイムラインに表示させられること。このほかにはどのようなメリットがあるのでしょうか? 項目ごとに詳しく見ていきます。

Facebookのユーザーデータが使える

Instagramの広告はFacebookユーザーの情報をベースに設定することが可能です。そのため、ターゲットを細かく設定できます。
具体的には地域、性別、年齢、興味関心、行動、言語、既存顧客データを活用したカスタムオーディエンスなどに至るまで細かくターゲットを設定可能です。
狙った人に狙った広告を届けられるので、費用を無駄なく使えるのがInstagram広告のメリットです。

若年層ターゲットに最適

Instagramのユーザー層は幅広いですが、なかでも10代(15歳以上)から40代までのユーザーが多いのが特徴です。特に20代、30代のユーザーが多く、男女比で見ると、女性の方が多く利用しています。
人口比で見たときに、Instagramは10代で55.9%、20代は42.7%、30代は38.0%の人が利用しているので、若年層の多くに広告を届けたい場合、Instagramが有効だといえるでしょう(データは総務省統計局「人口推計:平成31年1月報」、株式会社ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア月次定年調査(2018年総集編)」より)。

多くのユーザーに訴求できる

Instagramの月間アクティブユーザーは2017年10月には2,000万人を超え、2018年11月には2,900万人に達しました(公式発表より)。アクティブユーザー数も2018年11月時点で84.7%と多くの人が利用し続けているSNSです。
ほかSNSと比較すると、Facebookは56.1%(2015年6月)、twitterは70.2%(2015年6月)Pinterest60.2%となっており、Instagramのアクティブユーザー数の多さは目を引くものがあります。

ユーザー数は多くともアクティブユーザーが少ないSNSへ広告出稿するよりも、10代、20代、30代の女性をターゲットとした広告を出稿するならInstagram広告が有効だといえます。

2.インスタグラム広告の種類と特徴

Instagramの広告にはさまざまな種類があります。ここからはInstagram広告の種類と特徴をそれぞれ解説していきます。

写真広告

Instagram広告シングル画像
facebook公式「Instagram広告のフォーマットについて」より

もっともスタンダードな広告が「写真広告」です。Instagramの特徴でもある「写真」を見せる広告で、写真とキャプション(文章)を組み合わせることで、企業や商品・サービスの宣伝を行うことができます。また、URLを記載することで、自社サイトにランディングさせることも可能。印象的な写真であれば、実際にクリックされなくとも潜在的な意識にすり込むことも可能な広告です。

正方形、長方形(横長・縦長)の両方の写真を広告として表示させられます。自社を宣伝できる印象的な写真を用意して出稿すると効果をより高められるでしょう。

動画広告

Instagram動画広告
facebook公式「Instagram動画広告のベストプラクティス」より

Instagramのフィードに動画を表示させられるのが「動画広告」です。
長方形、正方形のいずれかの動画を広告として出稿可能となっています。

投稿できる動画の最大サイズは4GB、動画のキャプションは任意ですが、2行のテキストが表示されるので最低でも2行は入力した方が良いでしょう。また、動画の長さは1秒から120秒までとなっています。テレビCMよりも長い動画を広告として出稿可能なので、思わず見入ってしまう動画を制作したのなら長時間広告でもよいでしょう。

2016年から2017年にかけてInstagramにおける動画視聴時間は80%も増加したそう。動画を視聴することに慣れたユーザーが増えてきているので、動画広告は有効な手段です。

カルーセル広告

インスタグラム広告カルーセル形式
facebook公式「インスタグラム ストーリーズ広告にカルーセル形式を追加」より

ひとつの広告に2枚から10枚までの写真や動画を表示させられ、それぞれに別々のリンクを設定できるのが「カルーセル広告」の特徴です。表示は通常の投稿と同じで、写真・動画を右にスワイプすることで、次の写真・動画を見せることができます。カルーセル広告は複数枚の写真・動画を設定できるので、動画広告や写真広告よりも幅広いターゲットを設定できますよね。

こちらは正方形のみの配信となっている点には注意が必要です。求人サイトの広告であれば、人気の求人を10件表示させられるので、ユーザーが比較しやすくなるおすすめの利用方法です。

ストーリーズ広告

Instagramストーリーズ広告
facebook公式「インスタグラム ストーリーズ広告における3つのアップデートを発表」より

Instagramの人気機能「ストーリーズ」にも広告を出稿できます。縦長のフルスクリーンに写真・動画を表示させられる広告です。最近では通常の投稿よりもストーリーズだけを利用している、という人もいるのでフォローしている人のストーリーズを閲覧する人が増えてきています。1枚の写真か最大15秒までの動画を表示させられるので、ストーリーズを見ている人にしっかりと届けられます。

最大で190文字未満のテキストを表示可能なので、写真・動画だけでは伝えきれない情報をしっかりと文字情報で補うことも可能です。

3.インスタグラムへの出稿費用

さまざまな広告のなかから、自社PRに最適な広告を選べましたか?
実際にはいくつもの広告を組み合わせて配信している企業が多く見受けられます。では気になる費用面を見ていきます。
Instagramの広告にはいくつかの費用のタイプがあるので、しっかりと確認していきましょう。

CPM(インプレッション数によって課金されるタイプ)

表示回数で課金されるタイプの広告です。広告が1,000回表示された段階で費用が発生するのが特徴で、イメージ付けや認知度を拡大したいときにはこちらを選択すると良いでしょう。

この広告の大きなメリットはクリックされても費用が発生しないこと。WEB広告のなかにはクリックされることで「●●円」となっている場合がありますよね。CPMなら表示回数に対して費用が発生するので、よりクリックされやすい広告を設計できれば低価格で自社ページの訪問者を増やすことができます。

費用は1リーチあたり0.5円~1円ほど。最低の1,000リーチなら500円~1,000円ほどの費用が目安です。もちろん、ジャンルやターゲットによって費用は前後するので、目安としてお考えください。

CPC(クリックされると課金されるタイプ)

CPMとは反対に、クリックされたときに料金が発生するのがCPCです。WEB広告では一般的な広告手法となっており、WEBサイトへ誘導するのが目的の場合はとても有効な広告タイプです。CPMとは反対に、表示されることには費用が発生しないので、自社ブランドの認知にも役立ちます。
後述のInstagramの品質ガイドラインに沿った内容であることが条件な点はご注意ください。

費用は1クリックあたり40円から100円程度が目安です。

CPI(アプリがインストールされると課金されるタイプ)

アプリをインストールさせたい場合に使えるのがCPIです。こちらはアプリがインストールされたときに課金される広告で、スマホ向けアプリを配信する際に利用したい広告。Instagramはスマートフォンから閲覧しているユーザーが多いので、アプリ広告との相性は抜群です。
ゲームだけでなく、写真加工のアプリなど多くのアプリがこの広告を利用しています。

費用は1インストールあたり100円から150円ほどが目安です。

CPV(動画が視聴されると課金されるタイプ)

動画が合計10秒以上かほとんど再生されると課金されるのがCPVです。動画広告に特化した広告となっており、認知拡大を狙う際には有効な広告課金方法です。
Instagramはフィードに投稿できる動画広告だけでなく、ストーリーズなどビジュアル面を大きく訴求することができます。そのため、動画でPRができるCPVは多くの企業が採用しています。

CPMも動画を投稿することができます。CPVを選ぶ意味は動画ならではの理由です。動画は写真と異なり、最後まで再生されると意味や思いが伝わるものがほとんどですよね。だからこそ、動画が再生されなければ意味がありません。そのため、表示されることで課金されるCPMよりも、再生されることで課金されるCPVの方が有効な場合が多いのです。

費用は1再生4円から7点程度が目安です。

4.Instagram広告の注意点

Instagramの広告出稿はできるだけ低予算で抑えたいもの。とはいえ、Instagramの雰囲気を崩してしまったり、規定をすり抜けるような広告は出稿することができません。
ここからはInstagram広告の注意点を見ていきましょう。

Instagramアカウントがなくても広告は出せる

広告の出稿にInstagramのアカウントは必要ありません。
しかし、寄せられたコメントへ返信や削除ができない点にはご注意を。Instagramアカウントがある方がより魅力をPRできるので、この機会に開設してみてはいかがでしょうか?

広告ポリシーをチェックする

Instagram広告はFacebookの広告ポリシーで審査されます。禁止されている事項なども多数あるので、出稿前にFacebookの広告ポリシーを確認しましょう。

Instagram独自の品質ガイドライン

このほか、品質に対するガイドラインも定められています。Facebook側で審査を通過してもInstagram側でNGになる可能性もあるので、こちらも事前にチェックしましょう。
Instagramのプロモーションガイドライン

テキスト要素

Instagramは写真や動画で見せるSNSです。そのため、テキストを使用する場合、その面積は全体の20%以内に納めましょう。伝えたい情報が多いとついつい文字が多くなってしまいがち。しかし、テキストの割合が増えると広告が配信されなくなったり、配信量が減ってしまうので、注意しましょう。
Facebookが提供している画像テキストチェックを使用すると広告のテキスト量をチェックできるので、ぜひ活用してみてください。

5.インスタグラム広告出稿の手順

広告はFacebookの広告マネージャーから作成します。そのため、Instagramに広告を出稿する場合はFacebookページとInstagramアカウントを紐付けておく必要があります。
紐付けが完了したら、下記リンクの「広告」→「配置を選択」→「Instagram」から広告を作成していきます。
Instagramの広告を作成する

キャンペーン目的を設定する

まずはじめに「マーケティングの目的」を選び、キャンペーンを作成します。
ここではブランドの認知度アップ、リーチ、トラフィック、エンゲージメント、コンバージョンなど広告の目的を選択します。

アカウント情報を入力する

次にアカウントの設定を行います。
ここではアカウントの国などの設定を行っていきます。

広告セットを作成する

広告セットは「ターゲット」「配置」「予算と掲載期間」を作成します。
「配置」は、自動配置がFacebookが推奨しているものです。Instagramだけでなく、Facebookにも同時配信されるので、Facebookに出稿したくない場合は、「配置を編集」からInstagramのみを選びましょう。
またパソコンにも表示させる、スマートフォンのみに表示させるなどの細かな設定ができるので、ひとつずつ項目を設定していきましょう。

予算と掲載期間

配置が完了したら、予算と掲載期間を設定していきます。

広告予算は2種類設定可能です。
1日あたりの広告予算の場合は、100円が最低出稿額となります。100円以上で1日あたりの価格を設定しましょう。
また、通算予算の場合は広告予算全体の金額を入力します。通算予算を設定する場合は時間帯も設定可能なので、夕方~夜のみ配信したいなど細かく設定できます。通算予算は掲載期間によって設定できる金額が異なってくるので、しっかりと確認するのが良いでしょう。

広告を作成する

配信の設定が完了したら、いよいよ広告作成です。

広告は「アイデンティティ」「形式」「画像」「リンク」の4点を設定します。

・「アイデンティティ」は誰が配信するのか、です。InstagramアカウントもしくはFacebookのビジネスページを選択します。Instagramで配信する場合はInstagramアカウントがよいでしょう。
・「形式」は動画の形式。「カルーセル」「スライドショー」などターゲットのユーザーに合わせて選びましょう。
・「画像」は実際に表示させる画像や動画のこと。推奨サイズがアップロード画面に表示されるので、寸法をきっちりと守った画像を作成しましょう。
・「リンク」は広告の本文(キャプション)やリンクを設定できます。右側に広告プレビューが表示されるので、リアルタイムでどのように表示されるかを確認できます。しっかりと確認しながらバランスなどを調整していきましょう。

最後に「実行する」をクリックすると広告の配信設定が完了します。

広告を非表示にする方法

広告マネージャーから広告を非表示にしたり、削除したりできます。
思ったよりも人が集まってしまった場合などはすぐに非公開にしましょう。

まとめ

Instagram広告は現在影響力のある広告のひとつです。インフルエンサーを活用したインフルエンサーマーケティングも有効ですが、自分で操作して出向できるInstagram広告は手軽さがなんといっても魅力。手軽にできる分、クリエイティブにはかなりの労力を割かなければなりませんが、広告がハマると大きな成果を出すことができます。

自社ターゲットとInstagramユーザーの相性が良い場合、Instagram広告を検討してみてはいかがでしょうか?


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