Facebookページの運用で目安にしたい項目のひとつに「リーチ」があります。Facebookページにはインサイト機能があり、ページへの「いいね!」や「話題にしている人」などさまざまな数値を見ることができます。こうした数字とともに、チェックしておきたいのが「リーチ」。
リーチとは一体どのような数値なのでしょうか?どのように意識していけば良いのでしょうか?
今回はFacebookページ運用の鍵となる「リーチ」について詳しくご紹介いたします。
Facebookページはリーチ数を伸ばす運用が鍵
そもそもリーチとはどんな数値なのでしょうか? Facebookページでいうリーチとは「ページのコンテンツを見たユーザー数」と定義されています。Facebookページで発信した情報をどのくらいの人が閲覧したのか? ということを知るための数値というわけです。
リーチの種類
「リーチ」と一言で言っても、細かく分類するとリーチにも種類があります。Facebookページでは「オーガニックリーチ」「クチコミリーチ」「有料リーチ」の3種類の総称を「リーチ」と呼んでいます。まずはそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
オーガニックリーチ
Facebookページ、ニュースフィード、リアルタイムフィードのいずれかで、コンテンツを閲覧したユニークユーザー(UUと表記することも。定められた集計期間内に訪れたユーザーの数を表す数値)数です。
クチコミリーチ
Facebookページをフォローしている人が「いいね!」や「コメント」、「シェア」などをして、こうしたアクションによってその人の友だちがコンテンツを見たユニークユーザー数。
有料リーチ
Facebook広告やスポンサー記事を見たユニークユーザー数
Facebookページにおけるリーチは約2パーセントから38パーセントの間に分布していると言われています。リーチの平均は16パーセントと言われているので、この数字を参考に現在運営しているFacebookページのリーチを見てみると良さそうですね。
リーチ数が左右される要因とは
リーチ数は常に一定ではありません。当然魅力的なコンテンツを発信した方が増大します。リーチ数を左右する要因はどのようなものがあるのでしょうか?
取り上げられるのは「エッジランク」です。エッジランクはユーザーのFacebook上の友だちやフォローしている企業のFacebookページなどのうち、どの投稿を優先的に表示させるのかを判断するFacebook独自のアルゴリズムのこと。エッジランクの詳細については公表されていませんが、「親密度(affinity score)」「重み(Weight)」「時間(Time)」が重要だと言われています。
「親密度(affinity score)」はユーザーと普段、どのくらいコミュニケーションをとっているか。コミュニケーションの定義は公表されていませんが、コメントを書き込む、いいね!をする、タグ付けをする、メッセージのやりとりをしている、プロフィールページの閲覧頻度というユーザーとコミュニケーション、またはコミュニケーションを取ろうとする行動で判断されているそう。Facebookページの場合、ユーザーがFacebookページを訪問してくれることが「プロフィールページの閲覧」に該当するそうです。
「重み(Weight)」は格闘校に対するユーザーからのリアクション数。「いいね!」「コメント」「シェア」などの数の子とです。リアクションごとに重みは異なっており、いいね!よりもコメントの方が、その投稿には重みがあると判断されるといわれています。さらに投稿内容にも重みの要素があります。近況を投稿するよりも、写真や動画の投稿の方が重みがある、と判断されるよう。これから情報発信を行っていきたい、と考えている方は動画もひとつのコンテンツとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
最後の「時間(Time)」ですが、こちらは2軸あります。ひとつは投稿されてからの経過時間。これはわかりやすいですね。ふたつめはユーザーからリアクションがついてから経過した時間です。現在の時間に近ければ近いほど評価が高くなるようです。古い投稿はニュースフィードに表示されにくいですが、直近古い投稿に「いいね!」がつくと突然ニュースフィードに流れるようになりますよね。これが「時間」の考え方だそう。
これらの要素を効率的に満たすと、フィードの上部に表示されるようになり、ファンユーザーのリアクションを高められるといえるでしょう。
リーチ数の確認方法
ではリーチはどのように確認するのか? についてご紹介いたします。リーチ数を確認できるのは管理人のみとなっています。現在管理しているFacebookページならば確認できるでしょう。
リーチの確認方法は2種類あって、ひとつは「各投稿の下」そしてもうひとつが「管理者パネル」→「インサイト」→「投稿」です。
一定時間が経過すると各投稿の下部には「リーチ○○人」という表示が出ます。投稿ごとのリーチ数確認はこちらから行いましょう。
オーガニックリーチ、有料リーチはインサイトから確認を。クチコミからのリーチはオーガニックリーチに統合されているため、クチコミ単体でのリーチ数を確認できない点はご理解ください。インサイトのページに入り、左側メニューから「概要」をクリックすると、投稿ごとのリーチ数、エンゲージメント、いいね、シェア、コメント数などを確認できます。この画面で「リーチ」と表示されているグラフにカーソルを合わせると確認可能です。
とても簡単に確認できるので、ぜひお試しください。
リーチ数の確認方法 1
リーチ数の確認方法 2
リーチ数の確認方法 3
リーチ数の確認方法 4
リーチ数の確認方法 5
リーチを拡大するにあたって意識するポイントとは
リーチを拡大させたいときにはどのようなポイントに気をつけていけば良いのか。まず意識したいのはFacebookページの説明文です。Facebookページトップにはどのような情報を発信しているのか、といった簡易的な「説明文欄」が設けられています。ここをしっかりと記入するとユーザーの興味を引きやすくなるでしょう。
次に工夫したいのは写真。やはり文字だらけのページよりも適度に画像やイラストが入っていた方が目に留まりやすくなります。はじめから熱狂的なファンであれば文章だけでも読んでくれますが、多くはこれからファンになる人です。優れたビジュアルを用いて、引き留めるようにしましょう。
投稿頻度についてはとても悩むところですが、多ければ多いほど良い、というわけではありません。というのもあまりにも連投するとユーザーのフィードは自社ページの投稿で埋め尽くされます。さまざまな情報を見たいのに、ひとりだけの投稿が続くと飽き飽きしてしまい、フォローを解除してしまうことも。多くても1日3回。理想は1日1回〜2回程度の投稿にしましょう。
そしてユーザーとのコミュニケーションは非常に大事。コメントをもらったら必ず返信をする、くらいの対応を行うと良いでしょう。返信する際は元のツリーに書くことはもちろん、「@〜〜〜」のようにアットマーク以降にコメントをくれた人の名前を書くことで、書いてくれた人に通知が行きます。再訪問のきっかけにもなるので、ぜひ記入をお忘れなく。
こうした施策はエッジランク上昇にもつながります。これらのポイントを意識して運用してみてくださいね。
まとめ
Facebookページ運用にはある程度、Facebookに関する知識が必要となります。ここで紹介したようにポイントを押さえ、効率的な運用を行いましょう。
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