Instagramは2020年10月20日(現地時間)、ユーザーがInstagramライブを行った際に、視聴者がライバーに対して「投げ銭」することができる「バッジ機能」を日本でも開始したと発表しました。
バッジ機能は、2020年5月にアメリカの一部クリエイターを対象にテストで開始していましたが、今回の発表で日本を含む11ヵ国、合計5万人以上のクリエイターに対象を拡大しました。
日本では、まずはiPhoneで提供開始され、今後は数週間程度でAndroidでも利用可能になるとのことです。
本記事では、Instagramのライブ配信「投げ銭」機能でライバーとして稼ぐ方法を徹底解説します!
Instagramライブ配信とは?
Instagramライブ配信機能とは、インスタグラム上で自分のフォロワーに対してリアルタイムに動画を配信したり、自分がフォローしているユーザーの配信を視聴したりすることができる機能です。
Instagramライブ配信機能は、2017年1月に日本でも利用開始となり、若者を中心として利用者が増えてきています。
InstagramライブがYouTubeと違う点は、リアルタイムでライブを配信できるという点です。YouTubeは、あらかじめ録画した動画を編集してから投稿となりますが、Instagramライブはスマートフォンでリアルタイムに撮影しながらライブ中継をすることが可能です。
また、リアルタイムで見逃した人のために、24時間限定で動画を公開することもできます。
今回の「バッジ機能」の導入により、Instagramのライブ配信機能を利用してお金を稼ぐ「インスタライバー」になることも夢ではなくなってきました。
ライバーとは?
ライバーとは、ネット上でリアルタイムにライブを配信し、それによって収入を得ている人のことを挿します。ライバーは「17Live」や「SHOWROOM」などのライブ配信サービスを通してライブ配信を行っていて、視聴者から送られる「投げ銭」を収入源としてお金を稼いでいます。
今回導入されたInstagramのバッジ機能は、他のライブ配信サービスの投げ銭と同等の機能を持ち、自身のフォロワーが購入したバッジの金額に応じた収入を得ることができます。
Instagramのアカウントを持っている人であれば誰でも気軽にライブ配信を行うことができるため、ライバーとして稼ぐための敷居は低くなっています。
Instagramライブを配信するには?
では実際にInstagramでライブを配信する方法を説明します。
Instagramライブ配信はとても簡単なステップで開始することができます。
①プロフィール画面からストーリーズ投稿画面へ移動します。
②ストーリーズの画面で下の欄を横にスクロールし、「ライブ」を選択します。
③画面下中央のボタンをタップすると配信が開始されます。
④インスタライブを終了するには、右上の「終了」をタップして終了します。
ライブ配信が開始されると自動でフォロワーにライブ配信の通知が送られるため、自ら告知をする必要はありません。
Instagramライブ配信中に使える機能
ここではInstagramライブ配信中に使える機能について紹介します。
①視聴者へのコメント機能
ライブ配信中に画面下の「コメントする」という枠に文字を入力すると、視聴者へコメントを送ることができます。
②友達にシェア
画面下の紙飛行機アイコンをタップして、ライブをフォロワーにシェアすることができます。
紙飛行機アイコンをタップすると、送信先アカウント一覧が出てきますので、友達やグループを選択して自分のライブ配信を見てもらいたい人にシェアします。
③ゲストを呼ぶ
画面下の、顔が2個並んでいるアイコンをタップして、自分のライブを視聴している人に、ゲストで参加してもらうことができます。
アイコンをタップするとゲストを選択する画面になりますので、ゲスト参加して欲しい人を選んでライブに参加してもらいましょう。
ゲストとして参加してもらったユーザーのフォロワーからは、誰でも自分のライブを見ることができるようになります。
④顔を加工する
ライブ配信の最中に、顔を加工することができる機能です。ライブ中にリアルタイムに顔を加工することができるので、ライブが盛り上がります。
⑤カメラの切替
画面下の円の矢印アイコンをタップして、アウトカメラとインカメラを切り替えることができます。インカメラにすると自撮りでライブ配信することができます。
Instagramライブ配信の「バッヂ機能」とは?
今回日本でも利用できるようになったInstagramライブ配信の「バッヂ機能」とは、視聴者がライブ視聴中に有料バッジを購入することで、ライバーを応援することができるシステムです。
バッジは120円、250円、610円の3種類があり、一回のライブ配信につき1個のバッジを購入することができます。
視聴者がバッジを購入すると、コメント欄のアカウント名に自分が購入したバッジのアイコンが表示されます。
バッジを購入したユーザーはライバーがアクセスできるバッジリストに記載されたり、ライブ配信のコメント欄で目立つことができるというメリットがあります。
バッジ機能と同時に発表された「IGTV広告」とは?
今回日本に導入されたバッヂ機能と同時に、米国ではIGTVの広告機能も拡大され、米国内ではさらに多くのクリエイターがテスト参加しています。
IGTVとは、最大60分の動画を投稿できる機能で、フィードやストーリーに動画を共有することが可能です。
ストーリー上でライブ配信したインスタライブを、配信終了後にIGTVへシェアすることもできます。
また「IGTV広告」とは、IGTVの再生時に最長15秒ほどの広告をつけることができる機能のことです。
ユーザーが「Watch IGTV Video」をタップしてムービーの視聴を開始すると、広告のムービーが再生されます。広告の再生数に応じて投稿者が広告収入を得ることができるシステムとなっています。
IGTV広告は現在日本では開始されていませんが、今後はバッヂ機能とともにユーザーがライバーとして稼げる仕組みとして日本への導入が期待されています。
まとめ
Instagramライブ配信は、Instagramのアカウントがあれば誰でも簡単にライブ配信ができる便利な機能です。さらに今回日本でも導入されたバッヂ機能は、ユーザーが高収入ライバーとして活躍できる可能性を秘めた注目の機能です。
特にフォロワー数の多いユーザーは、多くの人にライブ配信を見てもらえる可能性が高いため、ファンがバッジを購入してくれる機会も多いといえます。
まだライブ配信をしたことのないインスタグラマーや企業も、これを機にInstagramライブ配信を始めてみてはいかがでしょうか。
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