2017年の流行語に「インスタ映え」が選ばれたことから、さまざまな年齢層の知名度が大きく向上したInstagram。特に若い世代の利用率は高く、10代から30代の女性が多く利用しているSNSです。
Instagramはアップデートを続けており、さまざまな機能が追加されています。最近人気の機能としてはストーリーズがあり、これは15秒ほどの短い動画を投稿する機能です(2018年のアップデートで15秒以上の動画投稿も可能に。15秒以上の動画は15秒で自動分割)。ストーリーズのもっとも大きな特徴は24時間経過するとアーカイブに保存され、ほかのユーザーが閲覧できなくなるということです。いつまでも残っているものではないので、投稿するほどではないことであっても気軽に投稿できるため、Instagramのアクティブユーザー数を大きく伸ばしている要因といえるでしょう。
そんなストーリーズには2017年からライブ配信機能が備わっています。ライブ配信機能は名前の通り、リアルタイムで中継できる機能のこと。「インスタライブ」という言葉を使い、多くの人がライブ配信を行っています。
今回はInstagramのストーリーズとライブ配信について詳しくて見ていきましょう。
1.Instagram「ストーリーズ」とは?
まずはストーリーズについて詳しく見ていきましょう。
Instagramでは通常投稿(フィードへの投稿)のほかに、通常のフォーマットとは異なる写真・動画が投稿できる「ストーリーズ」があります。基本的には縦長のフォーマットで、スマートフォンの画面全体を使って表現できるのが大きな特徴です。
このほか、Instagramのストーリーズは投稿後「24時間」でほかのユーザーからは閲覧されなくなる点も通常の投稿と大きく異なる点だといえるでしょう。
また、ストーリーズはホーム画面の最上部に表示されるので、フォロワーが閲覧しやすいというのも特徴。上手に活用することで、投稿を見てもらいやすくなります。
さらに、ストーリーズはフォロワー以外からも閲覧される可能性も高く、足跡機能のように誰が閲覧したのかわかるという点も特徴。どんな人が自分のフィードを覗いてくれたのか、個人の情報がわかるのです。インサイトを活用することで、大体の属性がわかりますが、具体的に「誰」が見てくれたのかわかるのはストーリーズならではです。
具体的な個人が見えることで、どんな人に向けた投稿が良いのかを探ることもできるので、今後Instagramで情報発信を展開していく上で、とても役立つでしょう。
2.ストーリーズを活用するメリット
ストーリーズのメリットは大きく分けて3つあります。
1-目に入りやすい
一つ目のポイントは目に入りやすいこと。ホーム画面の最上部に表示されるため、フォロワーの目に入りやすいのは大きなメリットでしょう。
通常の投稿ではなく、専用の投稿フォーマットが用意されているストーリーズは、更新通知が目に入りやすい場所にあるため、フォロワーに閲覧してもらえる可能性が高いです。
また、フォロワー以外でも、自アカウントページを訪れてくれた人にも見てもらいやすいというメリットがあります。
2-複数投稿を短時間で見せられる
フィード投稿で複数の投稿を連続して行うのは好ましくないものです。連続して投稿し、ホーム画面がそのアカウントだけの投稿で埋まってしまうと、フォローを外される要因にもなりえます。そのため、多くても1日3投稿程度に留めている企業アカウントは多いですよね。
しかし、ストーリーズなら、アカウントごとに投稿がまとめられるため、複数の投稿を行っても「ウザくない」という特徴があります。また、1投稿あたり15秒程度なので、面白いコンテンツを投稿できれば次へ次へとすべて見てもらえる可能性が高いのです。
3-自社サイトへのリンクを追加可能
フォロワーが1万人を超えると、ストーリーズの投稿に自社ページへのリンクを設置可能になります。ECサイトなどにおいては、商品購入ページへ直接誘導できるので、購買率を向上させられるでしょう。
3.ストーリーズ投稿をする方法
ストーリーズの投稿方法は2種類あります。
▲ストーリーズへの投稿はホーム画面上部の「カメラマーク」か「ストーリーズ」と書かれた自分のアイコンをタップすることで行えます。
1-カメラロールの写真・動画を投稿する
投稿するときに写真・動画を撮影することも可能ですが、あらかじめ撮影しておいた写真や動画を投稿することも可能です。
▲画面をしたから上にスワイプすると、過去24時間以内に撮影したカメラロールの写真・動画が表示されます。一覧から投稿したい写真・動画を選ぶと編集画面が出るので、編集を行い(ない場合は不要です)、左下の「ストーリーズ」をタップすると投稿できます。
2-ストーリーズの撮影モードを使って投稿する
その場で撮影した写真や動画の投稿ももちろん行えます。たとえば主催イベントなどでその場の様子を伝えるときなんかは、あらかじめ撮影しておくよりもライブ感のあるその場撮影の方が良かったりします。
1ではストーリーズの設定を変更できます。
2ではストーリー撮影モードを終了し、ホーム画面に戻ります。
3ではフラッシュの設定を行えます。
4はシャッターボタン。短くタップすると写真撮影、長押しすると動画撮影です。
5はインカメラ・アウトカメラを切り替えます。
6はフィルターをかけることができます
撮影完了後は編集画面が表示され、ここで右下の「ストーリーズ」をタップすることで、ストーリーズへ投稿できます。編集した写真や動画を保存する場合は、「保存する」ボタンをタップ。
撮影後の写真・動画は画面上部のメニューから、「手書き文字・イラストなど」「テキスト」「絵文字」「ハッシュタグ」「位置情報」といった情報を書き加えることができます。ぜひ編集を行って投稿してみましょう。
4.ストーリーズの活用事例
大手コーヒーチェーン店、スターバックスコーヒーは写真に文字などを手書きしたり、スタンプを活用し、新商品のPRを行っています。
「BOY FRIEND」カテゴリで誌面に登場したモデルやタレントのコメントなどを設置しているのが「VOGUE GIRL」です。
5.Instagram「ライブ配信」とは?
リアルタイムの配信が行えるのは「ライブ配信」機能です。多くのユーザーが閲覧しており、人気のあるユーザーの配信には、常に多くの閲覧者がいます。
中国ではこうしたライブ配信機能を活用したライブコマースなども流行っているので、ぜひ注目しておきましょう。
6.ライブ配信を活用するメリット
ライブ配信は興味の度合いが高いユーザーに閲覧してもらいやすいメリットがあります。フィード投稿のように強制的に閲覧させる投稿ではないので、本当に興味のある人が見に来やすいのです。商品の販売などをライブ配信で行う場合は、購買意欲の高いユーザーが訪れるでしょう。
このほか、リアルタイムでコメントをつけられるのでユーザーとの交流が生まれやすいのもメリット。ユーザーと交流し、ファンになってもらえれば、その後の配信も見に来てくれやすくなるので、訴求力が高くなります。
7.ライブ配信をする方法
ライブ配信は「ストーリーズ」から行います。ストーリーズと同様に、ホーム画面の最上部のカメラマークをタップするか、直下の「ストーリーズ」と書かれた自分のアイコンをタップしましょう。
▲下のタブを通常から「ライブ」に切り替え、「ライブ配信を開始」をタップするとライブ配信を行えます。
その後、「接続を確認中です」の画面が表示され、数秒でライブ配信が開始されます。
ライブ配信中は、画面に新しい視聴者の情報、「いいね」、コメントなどが流れていくので、拾いながら配信を進めると良いでしょう。
終了する場合は画面右上の「終了する」をタップし、ライブ配信を終えましょう。ライブ配信は24時間限定でストーリーズにも投稿可能なので、投稿する場合は配信終了後画面でシェアをタップし、「動画を24時間シェアして、より多くの人に見てもらおう。」をオンにします。破棄を選択すると、ストーリーズにはシェアされず、削除されます。
8.「ライブ配信」の活用事例
レッドブルでは、自社主催イベントの様子などをインスタライブを活用して配信しています。ブレイクダンス大会のスポンサーになった際は、大会の様子をライブ配信したことで、世界中から注目を集めました。
また、首相官邸アカウントも、新元号発表の際はライブ配信機能を使い、ライブ配信を行いました。
まとめ
ストーリーズを活用することで、ファンを獲得しやすくなります。
ぜひ積極的にストーリーズを活用し、ファンを獲得していきましょう!
インスタ運用や写真素材の用意などでお困りの方へ
1,000万フォロワー超の規模を持つ会員の中から、適切なインスタグラマーをインスタグラム運用代行、撮影代行にアサインします。また、スナップレイスが独自開発したインスタ運用・分析ツールなどもご提供しています。
インスタ施策の完全マニュアル無料配布中
スナップレイスでは現在、100ページ以上のインスタグラム施策完全マニュアルを無料配布中です。ぜひこの機会に完全マニュアルをゲットしてみてはいかがでしょうか?
インスタグラムツール無料プラン
スナップレイスではハッシュタグ提案、競合のインスタグラムアカウント分析、インサイト分析機能まで、インスタグラム運用を成功させる業界No1の機能を持ったインスタグラム運用・分析ツールの無料トライアルや無料プランをご提供中です。スナップレイスのインスタツールをインスタグラム運用にご活用ください。