WEBサイトのSEO(Search Engine Optimization)は行っていますか? しっかりとSEO対策すると、アクセスされやすくなり、多くの人にホームページを見てもらいやすくなりますよね。
SEO対策はインスタグラムでも有効です。最近の若い世代のなかにはサーチエンジンで情報を検索するのではなく、SNSで検索する人も多くいます。こうした層へ効果的にアプローチするためにはInstagramもSEO対策を行わなければなりません。特にInstagramはあらかじめシェア機能が備わっていないので、ただ投稿を行うだけでは、たくさんの人になかなか見てもらえません。
そこで今回はInstagramにおけるSEO対策についてご紹介いたします。
1.インスタグラムでSEOが必要とされる理由
まずはInstagramにおけるSEO対策の重要性について、3つのポイントにわけてみていきましょう。
1-1.「SNS検索」が若者の間でトレンドなため
まず大きな要素はGoogleやYahoo!の検索よりも、Instagram、twitterなどのSNSで検索することが若者のなかで主流になりつつあることが挙げられます。
Googleの検索エンジンは、ホームページやブログなどを更新したことをGoogleに伝え、Googleのロボットがクロールし、はじめて検索結果に反映されます。しかし、SNSの場合、個人がリアルタイムに情報をどんどん発信していますよね。交通情報や地震情報など「今」を知りたいときはニュースサイトを見たり、Googleで検索をかけるよりも、SNSを見た方が情報が早いのです。
Instagramでよく行われているのはトレンド検索。トレンダーズ株式会社の調査では「Google、Yahoo!での検索は多いが、トレンド情報はtwitterやInstagramなどSNSでの検索がうかがえる」としています。Instagramで流行しているスイーツ、ファッション、グルメ、嗜好品といったトレンドはSNSで検索を行う傾向が見られるようです。
トレンド情報を多く発信しているアカウントの場合、しっかりとSEO対策を行うことで、宣伝効果を高められるでしょう。
1-2.フォロワー以外に見つけてもらうには検索流入が必須なため
Instagramはフォローしていない人の情報は自分で調べない限り入ってきません。もちろん、広告を出稿すれば興味の有無に関わらず多くの人にリーチできますが、通常のアカウント運用では、フォロワー以外に投稿を表示させられないのです。
twitter、Facebookにはシェア(リツイート)する機能があるため、特定の投稿が拡散されたりしますが、Instagramには基本的にこうした機能はないため、投稿が広がりにくいのです。
自社コンテンツをより発信するためには、フォロワー以外の流入を考えなければなりません。だからこそ、InstagramにおいてもSEO対策は重要なのです。
1-3.「発見(explore)」に投稿が表示されると沢山のリーチが見込めるため
Instagramホーム画面下の虫眼鏡マークから、流行している投稿などを見つけることができます。ここに掲載されると多くのリーチが望めますが、掲載されるためには人気の投稿を行う必要があります。
人気投稿を行えればフォロワーが増え、エンゲージメントの増加につながります。Instagramのフォロワーを多く抱えるということは、自社の新たなファンを買いたくできるので、Instagramだけで集客がまかなえる、といったことも。
広告に費用をかけなくとも、Instagramだけで集客をまかなえるようにするためにはトレンドを押さえ、検索されやすい投稿を行う必要があるのです。
2.インスタSEO対策の4つのポイント
では、実際にどのような投稿を行えば良いのでしょうか?
ここからはInstagramのSEO対策で重要な4つのポイントを見ていきます。
2-1.ユーザー名
まず重要なのはユーザー名です。
Instagramには英数字の組み合わせで作る「ユーザーネーム」と、日本語などさまざまな言語で記載可能な「名前」がありますよね。基本的に検索はユーザーネームで行うことが多いのではないでしょうか? いずれもプロフィール画面から変更可能なので、これからご紹介するポイントにそぐわなく、影響がない場合は変更しても良いでしょう。
たとえば「ハンバーガー」と検索した場合、「hamburger」という表記や「バーガーショップ」という名前では検索にヒットしません。名前をつける際も「ハンバーガー」を名前に盛り込むといった工夫は非常に重要です。
「美容師」「インテリア」「猫」など多くの人が検索するようなワードで、自社アカウントにマッチするものは積極的に名前に取り込んでいきましょう。もちろん、ブランドイメージを構築する上で入れられない、という場合は不利にはなりますが、無理に入れる必要はありません。
2-2.キャプション(投稿文)
Instagramにおけるキャプションは写真に対する説明文だったり、そのときの背景を書いたりすることに利用されています。キャプションなしでも投稿は行えますし、キャプションを後から足したり、消したりト編集することも可能。
このほかキャプションにはメンション(@)を記載することもできます。Instagramユーザーのアカウントをメンション(@をつけてユーザーアカウントを記載)すると、記載したユーザーのアクティビティに通知が届きます。企業アカウントの場合、めったにメンションを行うことはないかと思いますが、リポストでアカウントを運用する場合は必ず記載しましょう。
また、ここにはハッシュタグも記載可能。ハッシュタグについては次の項でご紹介します。
2-3.ハッシュタグ
「#」から始まるハッシュタグをつけると、同じハッシュタグをつけた投稿の一覧に表示されます。Instagramユーザーはハッシュタグで検索をかけるのが主流なので、ハッシュタグはしっかりとつけたいところ。ここがSEOの要といえるでしょう。ハッシュタグは文中につけても良いですし、投稿の最後にまとめて記載しても良いです。
人気ハッシュタグは多くの人が閲覧しているので、投稿に合致する場合、きちんとつけましょう。ハッシュタグは1投稿につき最大30個の制限があるので、この点には注意が必要です。
2-4.ジオタグ(位置情報)
ほかのSNSと同様にInstagramには位置情報を付与することができます。位置情報で検索した人の目に留まりやすくなるというメリットがあるので、位置情報を付与できる場合はしっかりとつけておきましょう。
位置情報を付与して投稿すると、飲食店なら探しているユーザーに写真を見せられますし、美容室ならカットのイメージを見せることもできます。カタログのようにもなるので、位置情報はしっかりとつけましょう。
まとめ
Instagramにおける検索性はあまり良くなく、基本的にはワード(ユーザー名)またはハッシュタグ、位置情報での検索となります。キャプションの文章などは検索では拾えないのです。そのため、「ユーザー名」「ハッシュタグ」「ジオタグ」の正確な設置はマスト。ぜひ改善しましょう。
また、せっかく見に来てくれた人がすぐに去らず、新たなファンになってもらえるよう「キャプション」の記入もしっかりと行うと良いでしょう。
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