検索はインスタ！DMでシェア！”Googleでは得られない検索結果とは？

何かを検索する際に”OK！Google”と検索することはあるでしょうか。

検索ツールとして世界中からアクセスされているGoogleですが、現在の若い子達はGoogleを使わない現象も起こっています。

今や検索＝インスタである

InstagramをはじめとしてSNSがある世界が当たり前になった今、Googleでの検索件数が減ってきていることは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

Instagramで検索されるものは、旅先・コスメ・メイク・トレンド・ファッション・生活雑貨・掃除アイテム・観光地・Howto　など、多岐にわたります。また、各ジャンルに特化したアカウントも年々増加傾向です。

ある記事で

「若いネットユーザーが求めるクエリは、これまでとは全く異なっている。彼らは私たちが慣れ親しんできたようなプロダクトの使い方をしない」

引用：https://forbesjapan.com/articles/detail/49038

と書かれているように、検索をする上でGoogleを使うことが少なくなってきています。

その代わりInstagramやTiktokのようなプラットフォームで検索し、さらにそのプラットフォーム上のDMなどで共有・やりとりをします。

インスタで検索・シェアするメリット、Googleで得られない検索結果

インスタグラムで検索シェアするメリットは大きく分けて二つ。

リアルな情報が手に入ること

インスタグラムで検索シェアするメリットの１つ目は、リアルな情報が手に入ること。

Googleで検索しても、
・知りたいお店の雰囲気
・どんな写真が撮れるのか
・どんなメニューがあるのか
などを知ることができないサイトが多く存在します。

Instagramでは、ハッシュタグや位置情報から他の人が投稿した写真や動画を見ることができ、店舗情報からメニュー、予算や利用シーンまでリアルな情報を知ることができます。

タイパの良さ

インスタグラムで検索シェアするメリットの２つ目は、圧倒的タイパです。

インスタグラムでは検索で得られた情報をInstagramDMでシェアすることでシェアされた側が「再度検索をする」手間が省けます。
もし通常のネット検索のプロセス「スクリーンショットなどを送る→カフェなどの名前を調べる→該当のカフェを見つける」ですとインスタグラム検索よりも手間がかかります。
今の若い人たちはタイパ（タイムパフォーマンス=費やした時間に対する結果の満足度）を重視する傾向にあるため、手間が少ないInstagram検索がより活用されるのではないでしょうか。

情報の取捨選択を行う上でもInstagramは便利

現在は、SNSも溢れるほどあり、かなりの情報化社会です。私たちは自然と「情報の取捨選択」を迫られています。

インスタグラムには「実際に行った人の声」が「行った人が撮った写真」と共に載っているため「欲しい情報だけ」が手に入ります。パフェなどの「実際の大きさや中身」・店舗での待ち時間・味の感想や雰囲気なども情報として得ることができ、求めている「HP（公式）以外の情報」を得ることができるのです。

また、実際に行った人が撮った写真がお手本となり「こういう写真を撮りたい」「ここからこの角度で撮るのがきれいに撮れる」など下準備にもつながります。取捨選択の中には「私っぽくない」や「せっかく行くなら時間もお金も無駄遣いしたくない」の意味も含まれています。

Googleで得られるお店の情報よりも、自分たちに近い一般人が撮った、すでに取捨選択された情報が求められているのです。

この記事の著者： mayan
2017年よりフリーライター・雑誌編集アシスタントとして活動。トレンド関連から取材まで多岐にわたるジャンルで執筆。2019年よりブランドや企業のSNS運用、マーケティングも行う。アイドルをはじめとする、かわいいもの・女の子が大好き。トレンドを始めとしてジャンルレスに執筆する傍らトレンドの分析/企画・SNS運用・リサーチなども得意とする。