インスタグラム広告の配信・運用代行
インスタグラム広告(SNS広告)は他の媒体と比較し、定量的に効果測定ができます。持続的に行っていくことで、イベント毎に1人当たり集客コストを徐々に精緻に予測することができるようになります。
インスタグラム広告のポイント
- 地域、性別、年齢、興味・関心などで細かく分解し、最適なターゲットに絞って配信することが可能
- 1人への配信当たり●円、1人の送客当たり●円と、配信結果は定量的に評価することができ、事前推計も可能
- ターゲット毎に適したクリエイティブ(写真・文章)を用意し、広告クリエイティブの最適化が可能
- 配信結果を分析することで、ターゲットに対して、どのような文言、画像が最も訴求しやすいかを把握可能
インスタグラム含む主要SNS毎の特徴
Facebook(フェイスブック)広告の検討
テキスト情報を中心に、写真・動画も投稿できるSNSで、主に実名SNSでプライベートからビジネスまで、現実世界と近いつながりが形成されています。近況報告や当たり障りのない投稿が好まれる傾向にあります。また、利用ユーザの属性は20代以上の男女問わず幅広く、様々な広告配信先として検討できます。
Instagram(インスタグラム)広告の検討
画像・動画を中心としたSNSで、主に実名SNSで女性中心だが最近では男性も増加しています。写真中心で、プロフィールページに並ぶ写真が自分を表すもので、そこに個人の趣味・趣向が表れやすい特徴があります。利用ユーザの属性は20代、30代の女性が多いものの、「インスタ映え」が流行語大賞になって以降は男性に加え、40代、50代のユーザも増加してきています。画像や動画で商品やサービスの魅力を訴求できる場合に効果を最大限に発揮できます。
Twitter(ツイッター)広告の検討
テキストを中心としたSNSで、主に匿名SNSです。現実世界とは異なるゆるい関係が形成されており、一人で複数のアカウントを持ち、「表立って言いにくいが共感されやすい内容」が好まれる傾向にあります。利用ユーザの属性は10代、20代の若年層が多く、ツイートを拡散するリツイートという機能があるため、悪評が大きく広がって炎上につながるリスクもあります。ネタ・笑い系のプロモーションが拡散されやすいため、そういった広告クリエイティブに親和性が高いメディアです。
インスタグラム広告のメリット
Instagramの広告のメリットは、フォロー外のユーザーのタイムラインに表示させられること。このほかにはどのようなメリットがあるのでしょうか? 項目ごとに詳しく見ていきます。
Facebookのユーザーデータが使える
Instagramの広告はFacebookユーザーの情報をベースに設定することが可能です。そのため、ターゲットを細かく設定できます。具体的には地域、性別、年齢、興味関心、行動、言語、既存顧客データを活用したカスタムオーディエンスなどに至るまで細かくターゲットを設定可能です。狙った人に狙った広告を届けられるので、費用を無駄なく使えるのがInstagram広告のメリットです。
若年層ターゲットに最適
Instagramのユーザー層は幅広いですが、なかでも10代(15歳以上)から40代までのユーザーが多いのが特徴です。特に20代、30代のユーザーが多く、男女比で見ると、女性の方が多く利用しています。人口比で見たときに、Instagramは10代で55.9%、20代は42.7%、30代は38.0%の人が利用しているので、若年層の多くに広告を届けたい場合、Instagramが有効だといえるでしょう(データは総務省統計局「人口推計:平成31年1月報」、株式会社ジャストシステム「モバイル&ソーシャルメディア月次定年調査(2018年総集編)」より)。
多くのユーザーに訴求できる
Instagramの月間アクティブユーザーは2017年10月には2,000万人を超え、2018年11月には2,900万人に達しました(公式発表より)。アクティブユーザー数も2018年11月時点で84.7%と多くの人が利用し続けているSNSです。ほかSNSと比較すると、Facebookは56.1%(2015年6月)、twitterは70.2%(2015年6月)Pinterest60.2%となっており、Instagramのアクティブユーザー数の多さは目を引くものがあります。ユーザー数は多くともアクティブユーザーが少ないSNSへ広告出稿するよりも、10代、20代、30代の女性をターゲットとした広告を出稿するならInstagram広告が有効だといえます。
SNS広告の目的とCTAについて
インスタグラム及びFacebookで配信できるSNS広告では、広告の目的とCTA(Call To Action:クリックしたときのアクション)を細かく設定することができます。そのため、ブランドの認知度アップといった目的から、アプリのインストールを増やしたい、動画を視聴してほしいといった目的まであらゆる目的に応じて広告配信を最適化することができます。また、ウェブサイトの訪問というアクションから、アプリをダウンロード、問い合わせなど様々なアクションを設定できるため、SNS広告を活用できるシーンは多岐にわたります。
設定できる広告の目的
- ブランドの認知度アップ
- リーチ
- トラフィック(ウェブサイトまたはアプリストアのクリック数)
- アプリのインストール
- エンゲージメント(投稿のエンゲージメント)
- 動画の再生数アップ
- コンバージョン(ウェブサイトまたはアプリ内コンバージョン)
- リード獲得
設定できるCTA
- アプリを利用
- インストールする
- お問い合わせ
- ゲームをプレイ
- ダウンロード
- ビデオを見る
- リンクを開く
- 音楽を聴く
- 購入する
- 詳しくはこちら
- 申し込む
- 他の動画を視聴
- 登録する
- 予約する
SNS広告の配信設計について
SNS広告配信設計については、だれに、なにを、どのように、どのくらい、いつ、どこでSNS広告を配信するかを決定することです。下記の設計を精緻化することが広告パフォーマンスの最大化に寄与します。
ターゲット(だれに)
SNS広告ではターゲットをピンポイントで絞れる点が特徴です。ターゲットを明確にすることで、費用対効果を高めることができます。
認知対象(なにを)
最も認知(集客)したいものを設定します。
PRポイント(どのように)
ターゲットに対して、最も訴求力のある要素を設定します。
広告予算(どのくらい)
運用代行報酬や撮影費用を差し引いた金額が予算となります。
配信期間(いつ)
広告を配信する期間を設定します。
配信媒体(どこで)
Instagram/FacebookのSNS媒体、PCやスマホなどのデバイスを絞って配信することもできます。
インスタグラム広告の種類とクリエイティブ
インスタグラム広告には、下記に上げる4つの広告のパターンがあります。クリエイティブの保有状況などに応じて適切な広告を選んで出稿することができます。基本的には自動でパフォーマンス調整を行うことができるため、すべてのパターンのクリエイティブをご用意いただくことをオススメしています。
フィード写真広告
もっとも一般的で広告写真素材1枚を用意できれば配信できる広告です。インスタグラムフィード上に表示される広告となり、写真に加えて通常投稿と同様に投稿文も重要となります。なお、写真表示には正方形フォーマット、長方形フォーマット、縦長フォーマットの3パターンを選ぶことができます。
フィード動画広告
こちらもインスタグラムフィード上に動画を表示することができ、3秒以上120秒未満の動画を広告として使用することができます。テレビCMよりも長い動画を広告として出稿可能なので、思わず見入ってしまう長時間広告でもよいでしょう。この動画も、正方形フォーマット、長方形フォーマットのいずれかから形式を選ぶことができます。
フィードカルーセル広告
横にスライドさせることで複数枚の画像をユーザーに見てもらえる広告です。フォーマットは正方形に絞られますが、複数の写真を並べて見せたいときに最適な広告です。ひとつの広告に2枚から10枚までの写真や動画を表示することができ、それぞれに別々のリンクを設定できるのが特徴です。表示は通常の投稿と同じで、写真・動画を右にスワイプすることで、次の写真・動画を見せることができます。カルーセル広告は複数枚の写真・動画を設定できるので、動画広告や写真広告よりも幅広いターゲットを設定できます。求人サイトの広告であれば、人気の求人を10件表示させるころができるので、ユーザーが比較しやすくなるおすすめの利用方法です。
ストーリーズ広告
画面いっぱいにフルスクリーンで表示される広告となっており、ストーリーズの合間に挿入されます。動画を用意する必要は必ずしもなく、静止画と装飾テキスト追加を組み合わせて広告を作ることができます。1枚の写真か最大15秒までの動画を表示することができるので、ストーリーズを見ている人にしっかりと届けられます。最大で190文字未満のテキストを表示可能なので、写真・動画だけでは伝えきれない情報をしっかりと文字情報で補うことも可能です。
コレクション広告
1枚のメイン画像の下に、小さな画像を2列組で表示できるのがコレクション広告です。カタログのように見せられるので、モデル入りのコーディネート写真をメインで紹介し、着用している衣服や小物を小さな写真クローズアップして紹介するといった表示方法が向いています。
インスタントエクスペリエンス広告
インスタントエクスペリエンス広告は、スマートフォン向けフルスクリーン表示のランディングページ用テンプレートのこと。InstagramユーザーはInstagram外への遷移を嫌う傾向にあるので、Instagram内に用意されたランディングページというイメージです。しっかりと伝えたいのであれば、インスタントエクスペリエンス広告が向いています。
インスタグラム広告(SNS広告)の費用対効果等のパフォーマンス評価
インスタグラム及びフェイスブック広告では、配信ターゲット毎に主に下記の指標で費用対効果のパフォーマンスを検証することができます。
リーチ人数
リーチ人数は広告を見た人の人数を示します。同じ1人が2回以上見た場合も人数であるため、リーチ人数は1となります。
PV数
PV数は広告が見られた回数を示します。同じ1人が2回以上見た場合は、その見た回数分だけカウントされます。
クリック数
クリック数は広告がクリックされ、あらかじめ設定した送客先のURLのウェブページが見られた回数となります。1人が複数回クリックした場合は、その回数分だけカウントされます。少しでも広告が気になったユーザは気軽にクリックすることでウェブページに集客できるため、チラシなどの他の媒体と比較しても大幅に安いことが特徴です。
成約数
成約数は送客先のURLのウェブページで目的とされるユーザのアクション(イベント予約、購入等)が行われた数をカウントします。成約数が計測不能な場合は、一定の成約率5~15%程度仮置きして見積もることも可能です。
消化予算
消化予算は運用代行手数料を除いたインスタグラム広告等に使われた広告実費(税別)を示します。
成約率(CVR = Conversion Rate)
成約率は送客したユーザうち、成約(イベント予約、購入等)に至ったユーザの比率を示します。送客先のウェブページの分かりやすさや訴求ポイントの明確化、イベント自体の魅力向上などによって成約率を改善することができます。
クリック率(CTR = Click Through Rate)
クリック率はPV数に対するクリック数の割合を示します。ターゲットと広告で訴求するサービスやイベント、商品などの魅力がマッチングすればするほどクリック率は高まります。業種やサービス・イベント、商品単価や種類によってクリック率はまちまちですが、無料イベントであれば2~3%程度、有料イベントであれば1~2%程度、ECサイトであれば0.3~0.8%程度が目安になります。
PV/リーチ(フリークエンシー)
フリークエンシーは1人が広告を平均して何回見たかを示す数値です。ターゲットのパイが少ない場合はフリークエンシーが高まりやすくなります。
成約単価(CPA = Cost Per acquisition / Cost Per Action)
成約単価は1成約に対して消化された広告予算実費の金額を示します。費用対効果を検証する場合、この成約単価が1成約当たりにかけられる費用を下回っているかを検証することで評価できます。
クリック単価(CPC = Cost Per Click)
クリック単価は1クリック当たり、すなわち1集客あたりにかかったコストを示します。クリック率の改善によってクリック単価は改善します。
PV単価(PV単価×1,000 = CPM = Cost Per Mille)
PV単価は1回広告を見てもらうためにかかったコストを示します。一般的にCPMと呼ばれるものはPV単価を1,000倍したもの、すなわち1,000回の広告表示に対する費用を示します。
リーチ単価
リーチ単価は1人に広告を見てもらうためにかかった費用を示します。チラシをまく場合は1チラシあたりに印刷代やポスティング費用がかかってくるため、インスタグラム広告やフェイスブック広告はこのリーチ単価が大幅に安いことが一つの特徴となっています。リーチ単価は、ターゲットに対する競合の広告出稿量の状況等によっても変動します。
インスタグラム広告(SNS広告)の運用代行メニュー
インスタグラム広告素材となる画像から広告運用の設定、運用アドバイスまですべて対応させていただくプランから、素材から運用設定まで自社で行っていただいたうえでアドバイスのみさせていただくプランまで、貴社の状況に合わせて幅広いメニューの中からご検討いただけます。対象となるSNSは、Facebook及びInstagramとなります。
インスタグラム広告運用フルプラン(広告運用フル)
インスタグラム広告運用ミドルプラン(広告運用ミドル)
インスタグラム広告運用ミニプラン(広告運用ミニ)
インスタグラム広告レビュープラン(広告レビュー)
インスタグラム広告運用サービスの比較表
広告運用フル | 広告運用ミドル | 広告運用ミニ | 広告レビュー | |
①広告運用アドバイス | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
②広告運用設定 | ✔ | ✔ | ✔ | - |
③広告テキスト作成 | ✔ | ✔ | ✔ | - |
④広告画像加工 | ✔ | ✔ | - | - |
⑤広告画像用意 | ✔ | - | - | - |
⑥月次報告レポート | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
⑦メール相談 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
初期費用(税別) | 0万円 | 0万円 | 0万円 | 0万円 |
月額手数料(税別) | 12万円 (税込13.2万円) |
10万円 (税込11万円) |
8万円 (税込8.8万円) |
5万円 (税込5.5万円) |
30万円超部分(税別) | 20% | 20% | 20% | 20% |
①広告運用アドバス | 効果が高くなるような広告運用設定のアドバイスをさせていただきます。 |
②広告運用設定 | 広告運用の設定をさせていただきます。 |
③広告テキスト作成 | 広告のコピーライティングをさせていただきます。 |
④広告画像加工 | 広告素材となるベースの画像をいただき、そちらを広告用に加工します。 |
⑤広告画像用意 | 広告素材となる広告画像を月間最大10枚まで手配させていただきます。 |
⑥月次報告レポート | 毎月1回、まとめて運用状況のご報告をさせていただきます。 |
⑦メール相談 | メールでのご相談は随時お受けしております。 |
30万円超部分 | 月額広告出稿額が30万円を超えた場合、超えた金額に対して手数料20%が加算されます。 |